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関越自動車道の塩沢石打ICを下りて、国道353号線を十日町方面に走っていると、左手に見えてくる上野鉱泉の湯治宿。いつも気になっていたので、日曜日の昼頃、日帰り入浴してみました。入浴料500円を払って、玄関から真っ直ぐ廊下を歩いて、男女別の大浴場へ。きれいな板張りの脱衣場です。浴室には、大人4人が足を伸ばして入れるサイズのタイル張り内湯があり、無色透明の総硫黄泉(温泉法第二条による規定泉)が満ちています。源泉が11.5℃なので、41℃位に加温しています。循環で、湯の花はなし。PH7.6で、さらりとした浴感です。昔からラジュウム硫黄泉といわれ、温まり湯冷めしないと伝わっているそうです。源泉湯口には、白い絹のような湯の花がびっしり付着し、流れでユラユラしています。口に含むと、ほんのり玉子味。竹筒が置いてあり、自分で湯口から源泉を引っ張ってこられます。窓の外は雪景色。あまり近寄ると、外から丸見え。ずっと貸切状態で堪能できました。
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