-
国道500号線から極めて狭い道を上った場所にある入浴施設で、手作り風ログハウスの温泉はすべて貸切制のようでした。私は比較的小さな内湯に案内され、約1時間で500円、底にみょうばんが沈んでいるため、よくかき混ぜてから入浴するよう説明を受けました。浴室に充満する硫黄臭と青白い濁り湯、これだけでテンションは最高潮になりました。実際に入ってみると、やや熱めでしたが入れなくはない湯温で、薄灰色の細かい湯の華が無数に舞い、酸性硫黄泉の特徴である清涼感も十分感じました。正にお手本のような硫黄泉で、満足感は最高でした。内湯とは言え、建物の隙間から涼しい風が入り、決してのぼせることなく硫黄泉を堪能することができました。私が出る頃には、このような分かりにくい場所に存在するにもかかわらず、何組かが順番待ちしているようでした。
4人が参考にしています