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別府市朝見の街中に佇む、ちょっと変わったカフェに併設された湯処。もともとは自宅の温泉でしたが、お客さんにもっと寛いでもらおうと、開放されたのだとか。また、九州温泉道と別府八湯温泉道の対象施設でもあります。平日の午後、利用して来ました。
敷地の奥に、喫茶の建物があります。こちらは喫茶を利用すると、タダで温泉に入れるシステム。たまたまタイミングが良かったのか、「今誰も使ってないから、先に温泉に入って」とご主人。早速、門から左手にある建物に隣接した湯小屋へ。
棚に編み籠がある脱衣場には、ドライヤーなし。 洗い場にはカランが無く、アメニティはドレッサーの所に家庭用のものが一組あります。
手前に2人サイズの岩風呂があり、無色透明の単純温泉(源泉名: 別府市有雲泉寺貯湯タンク)が、源泉かけ流しにされています。泉温65.0℃を、加水せず42℃位で供給。PH8.0で、肌がスベスベする浴感です。
奥に1人サイズの浅い浴槽もあり、こちらは湯温40℃位のぬるめ。湯口の湯を口に含むと、円やかな味がします。壁の山水画などを眺めつつ、まったりできました。
湯上りに、季節限定の桜モンブランとアイスコーヒーのセット(850円)を。抹茶のスポンジケーキに、桜の風味とあまおうの苺ソースのモンブランがめっちゃ美味しい! 温泉達人のご主人との会話も楽しいですし、温泉ファンなら是非立ち寄りたい湯処ですね。
主な成分: リチウムイオン1.8mg、ナトリウムイオン180.1mg、マグネシウムイオン3.6mg、カルシウムイオン15.0mg、アルミニウムイオン0.1mg、塩化物イオン179.2mg、硫酸イオン76.9mg、炭酸水素イオン170.9mg、メタケイ酸166.2mg、メタホウ酸6.8mg、メタ亜ヒ酸0.3mg、成分総計0.819g
※なお、平成21年の分析書だったので、まもなく更新かも知れません。15人が参考にしています