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湯ノ本温泉に佇む、昭和28年開業の木造二階建て旅館。土曜日の午後、日帰り入浴してみました。まるで民家のような外観。看板はあるけどやってるのかな?と、恐る恐る戸を開けてみると、日帰り入浴の料金が掲示板され、積極的に受け入れているようです。入浴料300円を渡し、玄関からすぐ左手の大浴場へ。無料の鍵付きロッカーがある脱衣場から、木製の引き戸を開け浴室に入ると、先客が4人もいてビックリ。天井が高く、剥き出しの梁が趣ある湯屋。コンクリート造りの内湯は、右側4人サイズと、湯口のある左側3人サイズに、丸太で仕切られています。茶色に濁ったナトリウムー塩化物泉(源泉名:湯の本温泉)がかけ流し。さらりとした浴感。仕切り丸太の下は繋がっていて、湯口に近い方が湯温41℃位、遠い方が40℃位です。丸太の下から深さも異なり、湯口に近い方は浅いのに、遠い方は腰掛け用の段差があって深く、下に座ると息ができなくなる位の深さでした。口に含むと、旨じょっぱい。先客が程なく上がられ、その後貸切状態でまったりできました。
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