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投稿日:2015年3月3日
金沢文庫の温泉銭湯 (能見堂赤井温泉(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2014年12月13日 / 2時間以内]
44.0点
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33.0点
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京急本線の金沢文庫駅から徒歩約10分。横浜市の最南である、金沢区の住宅街に建つ、黒湯の温泉銭湯。ここの「赤い水」の歴史は古く、鎌倉時代に傷ついた武士が、この地の赤い水溜りを不思議に思い、傷を洗って快癒したのが始まりとか。また「能見堂(のうけんどう)」とは、寛文年間(1661~73年)に領主の久世大和守広之が再興した地蔵院(今は跡だけ)だそうです。土曜日の午前中、温泉博士の特典でタダで(通常11:00~14:00まで600円、14:00~22:30まで470円)、利用して来ました。
玄関の暖簾をくぐると、番台の左側が男湯。広い脱衣場には、コインレス鍵付きロッカーが並び、籐製の脱衣籠が置かれています。ドライヤーは、有料で20円。浴室に入ると、20人分のカランがある洗い場。壁や仕切りに直接シャワーが付いた、昔ながらの造りです。シャンプー類は、馬油配合のもの。タイル張りの内湯は、3つに分割。いずれも、麺つゆのような黒褐色のナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉[源泉名:横浜温泉(赤井温泉)]が満ちています。源泉は、17.9℃。左側の浴槽は、ジャグジー付きの3人サイズで、40℃位に加温。真ん中は、2本のジェット水流が付いた4人サイズで、湯温は42℃位。右側も4人サイズで深く、湯温は42℃位。深さ90cmはあるでしょうか。PH8.02で、肌がスベスベする浴感。循環濾過ありですが、塩素臭は気になりません。オープンして最初の一時間はすごく混んでましたが、その後は貸切状態。黒湯をしっかり堪能できました。
施設の2階には、食事処の「茶屋能見堂」があります。定食は800円から。温泉入って、生ビールでプハーとやって、名物の穴子天丼を食べれば、ちょっとした旅行気分に浸れるかも知れませんね。
主な成分: ナトリウムイオン238.8mg、マグネシウムイオン13.1mg、カルシウムイオン24.3mg、塩素イオン102.9mg、硫酸イオン27.9mg、炭酸水素イオン604.8mg、炭酸イオン4.8mg、メタケイ酸82.8mg、成分総計1.132g31人が参考にしています
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