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投稿日:2016年4月28日
雲上の湯浴み (中房温泉(なかぶさおんせん))
きくりんさん [入浴日: 2015年8月8日 / 2時間以内]
44.0点
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55.0点
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44.0点
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燕岳や有明山に囲まれた、標高1462mの高所に佇む温泉宿。土曜日の午後、日帰り入浴して来ました。文政4年(1821年)開業の老舗にして、今も岳人に愛される湯宿。また、日本秘湯を守る会会員の宿でもあります。敷地内の豊富な源泉数は、なんと36本!そのうち25本を使って、13種類のお風呂で楽しめるのだとか。まさに、夢のような温泉パラダイスです。
でも、日帰り入浴できるのは、一ヶ所「湯原の湯」だけ。この日は途中の道で、野生の猿に遭遇しながら到着。日帰り客用の駐車場から、すぐ左前方に湯小屋があります。入浴料700円は受付で。すぐ右手が、男女別の露天風呂です。棚に籐籠とコインレス鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。露天風呂の右手に、5人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、熊笹系です。左側に、16人サイズの岩風呂があり、無色透明の単純硫黄泉(源泉名:中房温泉 古事記の湯)が、源泉かけ流しにされています。源泉74.7℃を、加水せず40℃位で供給。PH8.9で、肌がツルツルする浴感です。口に含むと、無味微硫化水素臭。また右側は、6人サイズの岩風呂。こちらは、無色透明の単純硫黄泉(中房温泉 薬師湯1号)が、源泉かけ流しにされています。源泉92.8℃を、加水せず39℃位で供給。PH8.8で、肌がスベスベする浴感です。口に含むと、硫黄味で微硫化水素臭。囲まれていますが、山々の景色。日帰り入浴終了間近で空いてましたが、夏場で虻がうるさかったです。ここはやはり、泊まって星空を眺めつつ、全湯制覇したいですね。
「古事記の湯」 主な成分: ナトリウムイオン95.8mg、マグネシウムイオン0.04mg、カルシウムイオン3.8mg、アルミニウムイオン0.07mg、フッ素イオン8.2mg、塩素イオン64.3mg、硫化水素イオン4.1mg、硫酸イオン28.2mg、炭酸水素イオン75.7mg、炭酸イオン15.0mg、メタケイ酸153.6mg、メタホウ酸4.4mg、遊離硫化水素0.07mg、成分総計463.6mg
「薬師湯1号」 主な成分: ナトリウムイオン123.0mg、マグネシウムイオン0.06mg、カルシウムイオン4.2mg、アルミニウムイオン0.1mg、鉄(Ⅱ)イオン0.2mg、フッ素イオン9.6mg、塩素イオン77.9mg、硫化水素イオン3.0mg、硫酸イオン37.0mg、炭酸水素イオン89.4mg、炭酸31.9mg、メタケイ酸214.6mg、メタホウ酸8.4mg、遊離硫化水素0.09mg、成分総計618.2mg72人が参考にしています
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