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豊富な金龍地獄の湯を住民に利用してもらうためにできた、鉄輪温泉いでゆ坂に面して建つ共同湯。一遍上人にちなみ、この名が付けられたのだとか。土曜日の夕方、利用させていただきました。武家屋敷のような特徴のある外観。こちらは他の共同浴場と違い、入浴札を買うシステム。道を挟んで向かいの「まさ食堂」か「喫茶保月」で、入浴料100円を払うと、札をくれます。中に入ると、脱衣棚と浴室の一体型。窓の下に、先程の札を引っ掛けます。4人サイズの石造りタイル張り浴槽には、うっすら茶濁した塩化物泉がかけ流し。やや肌がスベスベする浴感です。湯温は40℃位。湯口の湯を口に含むと、しょっぱくて旨い。ずっと貸切状態で、のんびりできました。よく温まる湯で、上がっても汗をかくので、脱衣場に扇風機があって有難い。帰りに入浴札を返して、お礼を言って食堂を後にしました。
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