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投稿日:2017年4月26日
鹿教湯で穴場かも (いづみや旅館(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2016年10月20日 / 2時間以内]
44.0点
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55.0点
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44.0点
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両側に旅館が建ち並び、鹿教湯温泉で最も情緒ある石畳の湯端通り。この一角に佇む、落ち着いた外観が目を惹く湯宿。平日の午前中、日帰り入浴してみました。
駐車場は、みやこ旅館の並び、メインストリート沿いにあります。入浴料500円は、玄関を入って右側のフロントで。奥のエレベーターで、先ずは2階へ。廊下を左へ進むと、右側に大浴場「オーロラの湯」があります。この時は男湯でしたが、時間で男女入替となるそうです。階段を少し下りた所に、籐籠が並ぶ脱衣場があり、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に7人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。右側に、15人サイズの石造り内湯があり、無色透明の単純温泉[鹿教湯温泉混合泉(鹿教湯温泉2,3,4,6号泉と大塩5号泉の混合泉)]が、源泉かけ流しにされています。泉温45.9℃を、加水・加温せず42℃位で供給。PH8.1で、肌がスベスベする浴感です。循環・消毒なしで、口に含むと少し苦味がして円やかな味。景色は望めませんが、女神像を眺めつつ貸切状態でまったりできました。
こちらには露天風呂がない(女湯の「朝霧の湯」は露天付き)ので、一度服を着て露天風呂へ向かいます。廊下を奥へと進み、別棟の「観山荘」へ。観世音菩薩が祀られている場所の前を通り、廊下の突き当たりから館外へ出て、階段を下りると湯小屋。こちらが、庭園露天風呂「泉石の湯」です。籐籠が並ぶ脱衣場。内湯の分析書は平成8年の古いものでしたが、こちらには新しいものが掲示されています。屋根付きの洗い場には、1人分の蛇口のみ。すだれの先に、8人サイズの石造り浴槽。こちらも源泉かけ流しで、湯温は41℃位です。巨石が配され、野趣溢れる雰囲気。巨大な石灯籠を眺めつつ、こちらも貸切状態でのんびり湯浴みできました。
ところで、今まで何度か鹿教湯温泉に来ていますが、こちらのお宿は今回が初めての入浴。というのも、旅館組合のHPや宿の公式HPにも日帰り入浴を受け入れている表示が無く、たまたま通りかかったら日帰り入浴可の文字が目に入り、急遽立ち寄ったためです。他にも日帰り入浴を受け入れている宿は多くありますが、ここは雰囲気も良いので穴場かも知れませんね。
主な成分: リチウムイオン0.04mg、ナトリウムイオン90.3mg、マグネシウムイオン1.3mg、カルシウムイオン81.5mg、ストロンチウムイオン0.5mg、マンガンイオン0.04mg、鉄(II)イオン0.03mg、フッ素イオン0.9mg、塩素イオン58.7mg、硫化水素イオン0.04mg、硫酸イオン271.2mg、炭酸水素イオン43.1mg、メタケイ酸40.9mg、メタホウ酸0.9mg、成分総計591.8mg19人が参考にしています
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