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テレビや雑誌等で有名な長湯のラムネ温泉に行ってきました。本当は近くのガニ湯に思い切って入浴してやろうと思って行ったのですが、タイミングが悪く近所のボランティアの方々なのか、お湯を抜いて清掃中でした。気を取り直してラムネ温泉へ!なるほど有名建築家が設計しただけあり、美術館風(実際に併設されています)の洒落たデザインの建物で最初は違和感がありました。ところが実際に入ってみると・・・、まず内湯と露天風呂では泉質の異なる2本の源泉を引いており、こだわりが感じられました。著名な露天風呂は十数人が入ることが可能な広さで、32℃の無色透明な炭酸泉、細かい泡が体中にびっしりを付いて爽快です。このお湯で重要なことは、泡ばかりが注目されていますが、金気臭がしっかりと感じられ十分な温泉感が存在することです。丁度行った日は天気が良く、青空を眺めながら浸かる温湯は最高でした。一方の内湯は炭酸を含んではいるものの湯温が40℃以上と高いためか泡付きは感じられず、その代わり黄土色に濁った濃厚な金属泉といった感じでした。このように優れた泉質の温泉を、女性や家族連れでも比較的入りやすい清潔感ある近代的な施設としたことは、ある意味正解だと思います。
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