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国東半島の山間部に佇む、宿泊棟・食事処・温泉棟・コテージ風の離れもある温泉入浴施設。土曜日の午前中、日帰り入浴してみました。昭和4年11月、種田山頭火もこの赤根に訪れているのだとか。入浴料400円を券売機で払い、ロビーを奥へ。そのまま進んで一度外へ出ると、右手に温泉棟「国見温泉六郷の湯」があります。六郷満山にちなんだ六角形で、檜をふんだんに使ったログハウス風の造り。10人サイズの石造り内湯には、緑色のカルシウム-硫酸塩泉(源泉名:国見温泉 あかねの郷)が満ちています。源泉39.2℃を、41℃位に加温・かけ流し。肌がスベスベする浴感は、メタケイ酸206.2mgのせいでしょうか。続いて、外の露天風呂へ。10人サイズの石造り浴槽で、目の前に霊峰千燈岳と熊ヶ岳を望む、雄大な景色が広がっています。湯温は42℃位。風がひんやりと、頬を撫でて行きます。口に含むも、ほぼ無味無臭。わずかに温泉臭を感じます。ほとんど貸切状態だったので、しばらくのんびりできました。
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