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島原の乱の終焉の地であり、世界遺産に登録が決まった長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の一つでもある原城跡の隣に佇む、平成11年にオープンした日帰り入浴も宿泊も楽しめる温泉施設。平日の午前中、日帰り入浴して来ました。
通常入浴料500円は、玄関を入って右側のフロントで。この日は、温泉博士の特典でタダで入浴。左手に進むと、廊下の右側に男女別の大浴場があります。
男女日替わりで、この日の男湯は手前の「真砂」(奥の女湯は「白州」)。コインレス鍵付ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。広い浴室に入ると、左右に8人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
窓際に、2人分の打たせ湯が付いた25人サイズの石造り内湯があり、無色透明のナトリウムー炭酸水素塩泉(源泉名: 原城温泉)が満ちています。泉温37.0℃を、加温して41℃位で供給。PH8.1で、肌がスベスベする浴感です。加水なし、衛生管理のため循環・消毒ありですが、塩素臭は感じません。大きな枠の無い窓ガラスにより、湯面と有明海の景色が繋がったインフィニティの景色が素晴らしい。
左手前に3人サイズのジャグジー付石造り内湯もあり、こちらは湯温40℃位。露天風呂はありません。たまたま時間帯が良かったのか、ほとんど貸切状態。でも、撮影禁止だったのはちょっと残念。とはいえ、目の前に広がる美しい海の景色に心奪われ、時間を忘れてまったりしちゃいました。
主な成分: ナトリウムイオン405.9mg、アンモニウムイオン0.3mg、マグネシウムイオン4.4mg、カルシウムイオン9.6mg、アルミニウムイオン0.3mg、鉄(Ⅱ・Ⅲ)イオン0.3mg、フッ素イオン0.3mg、塩素イオン115.2mg、臭素イオン0.2mg、硫酸イオン20.5mg、硫化水素イオン0.3mg、リン酸一水素イオン0.8mg、炭酸水素イオン866.1mg、炭酸イオン32.4mg、メタケイ酸66.8mg、メタホウ酸12.2mg、成分総計1.550g
※なお、分析書は平成17年のものだったので参考までに14人が参考にしています