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道後温泉にある、もう1つの外湯。道後温泉本館を背にして、土産物や飲食店が並ぶアーケードを直進。最初の四つ角の右斜め前に、白壁のモダンな外観(現在はオンセナート開催中なので、画像のようなオブジェが壁に)の建物があります。土曜日の午前中、およそ6年ぶりに再訪してみました。
青い暖簾がかかる入口前には、自転車やバイクがいっぱいで、地元利用者に人気。でも、本館ほど混んでなく、道後の湯を楽しめます。無料の鍵付き靴箱は、入口の左側。入浴料360円は券売機で。ロビー中央に、巨大なモニュメント(川瀬浩介作「LASTing WAVE」)。また、壁には「神井妙験」と書かれた額が掛けられています。これは、約1400年前に聖徳太子が道後に来遊し、感銘されたという伊予風土記の一説なのだとか。
ロビーから右奥に進むと、男女別の大浴場があります。10円ロッカーが並ぶ脱衣場。天井の高い浴室の中央に、16人サイズの石造り内湯が1つ。無色透明のアルカリ性単純温泉[源泉名:道後温泉第1分湯場(第3,5,6,7,8,9,13,14,15,17,19,21,24,25,26,28,29号源泉)]が加水無しで、かけ流しにされています。源泉47.7℃を、41℃位で供給。消毒ありですが、演奏臭はしません。PH9.1で、肌がツルツルする浴感。ナトリウムイオン70.2mg、炭酸イオン5.9mg、メタケイ酸50.6mgを含む影響でしょうか。成分総計0.2623g。湯壺から注がれる湯を口に含むも、無味無臭でした。石で作られた、壁の白鷺のオブジェも印象的です。この日も、まったり名湯を堪能させて頂きました。16人が参考にしています