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昔、大久保左馬之祐という侍が白狼を見逃してやったところ、妙見菩薩が枕元に立ち、楠の巨木の切り株下に湯が湧き出ると教えられた由来を持つ共同浴場。三朝温泉の発祥の地とされています。祝日の午後、利用してみました。近年リニューアルされ、駐車場と飲泉所、足湯を併設した湯処となっています。太い丸太の梁が剥き出しになった、高い天井の湯小屋。入浴料300円は、券売機で払います。受付から左側が男湯。脱衣場には、100円ロッカーもありますがノーリターンです。浴室に入ると、4人サイズの石造り内湯が1つ。無色透明の単純弱放射能温泉(源泉名:株湯混合泉)が、加水なしでかけ流しにされています。源泉51.0℃を、湯温43℃強で供給。PH7.2で、肌がややツルツルする浴感です。成分総計0.929gですが、さっぱりしつつもガツンとくる感じ。駐車場には、他県ナンバーの車でいっぱい(自分も含め)。足湯も大賑わい。連休中ということもあってか、地元の方よりも観光客の方が多いかなと思いました。
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