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田辺インターから白良浜や湯崎に入る時は大浦の交差点を左折することが多いのですが、もう少し我慢して「綱の湯」の前を左折します。民宿とはいいましても規模が大きく、道中に案内看板や駐車場看板が出ているので迷うことは少ないと思います。ちなみに、駐車場は数か所に分散されていまして、手前だと結構歩くことになりますので、できれば一旦車を民宿本体のところにつけてみるといいでしょう。
民宿ですが、日帰りも受け入れてくれています。気さくなご家族による個人経営ですので、決まった時間とかはあってないようなので、事前に電話しておくといいでしょう。フロントで受付をしまして、かなりの階段を上っていきます。浴室は2階の奥にありまして、簡単な脱衣所と内風呂に浴槽が1つ。洗い場スペースを抜けまして、手づくり感満載の露天風呂とあります。この露天風呂への入り口は「頭上注意」です。ちゃんと見ていないとしこたま頭を打ちつけます。私が入浴している間、他に5人の客がいてましたが、3人ほどやっていました。南無阿弥陀仏。
内風呂はちょっと変わった形をしていまして、ちょうど夏山温泉の「もみじや」さんの浴槽がこんなんだったかなぁと思うのですが、曲線を上手に使った省スペース型です。源泉名は「藤乃湯」とのことで、湯崎にある温泉供給会社からの引き湯です。加水・加温・循環・消毒と手が入っています。ただ、消毒臭はほとんど感じられませんでした。
露天風呂は竹の植栽がいい雰囲気を出していましたが、今の季節どうしても虫が多くなってしまいます。浴槽の湯も上澄みの排水溝からうまく湯が抜けていなかったので、ちょっと残念な感じでした。
宿泊で利用したわけではないので、評価は難しいところですが、温泉単体で見ますと普通かなぁと思います。付近に馬力のある湯がたくさんあるのも一因かと思います。ただ、おやじさんはきさくな方ですし、宿泊してつまらないということはないかもしれません。料理なんかが充実していれば十分試してみる価値はあると思います。0人が参考にしています