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お醤油で有名な湯浅の山側にあります国民宿舎です。積極的に日帰り入浴を受け入れておられます。
まずびっくりしたのが、やはりその見てくれです。コンクリートですし石垣が新興住宅地で見られるあれですが、お城ですもん。そりゃあ驚きます。とはいえ中は普通のホテルで、城のような急な階段はありません。男湯は西を向いた高台の上にありますので、海まで見渡せていい感じです。湯浅の町は南北から山に迫られて狭いところですが、ほとんど全部を見ることができるのではないでしょうか。
温泉そのものは普通でして、「冷鉱泉」とありました。循環して加温されていると思います。消毒臭はしませんでした。ただ、窓側の一角に源泉の蛇口がありまして、冷たいのですがとてもいい香りがします。硫黄の輪郭がくっきりとした香り、これは上品だと思いました。逆に言いますと、「循環って怖いよなぁ、ここまで変化するんだもんなぁ」と考えさせられるところもあるのですが。締めの水浴びなんかに使うといいと思います。3人が参考にしています