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阪和道の和歌山インターから南へ。花山の交差点を東に入ってしばらく行った左手にあります。宿泊もやっているところですが、日帰りにての利用です。夕方からの割引価格ですが、以前よりも値段が大幅に上がっていました。
こちらは手前側が白湯の普通の銭湯スタイル。サウナも水風呂もあります。そして奥にはお楽しみの強烈に濃い温泉です。含二酸化炭素・鉄-カルシウム・マグネシウム-塩化物・炭酸水素塩泉です。ナトリウム分がないのが珍しいかもしれません。18.185g/kg、pH6.4、25.5℃、124L/minとなっています。炭酸ガスのパワーで自噴しているというのが自慢らしいです。茜色の濁り湯で、透明度は0。浴槽の壁は析出物でコーティングされています。びっくりの濃さですね。内湯は加温された湯が2つ。大きいところは40℃、小さいところは38℃ほどです。源泉は25℃くらいで結構広いです。8人ほどは入れます。水風呂代わりにクールダウン用に楽しみました。夏季ですから、ここを中心に楽しむのが一番でしょう。露天は加温湯で40℃ほど。ここは小さめです。
本町温泉がなくなってしまった今となっては、和歌山市内らしい強烈に濃い湯はこちらとふくろうだけになってしまいました。湯のよさは折り紙つき。有馬温泉とどっこいの濃さですし、濃度部門の近畿代表の候補であることは間違いなしかと。季節を問わずに楽しめますが、特に冷たい源泉が魅力的に思える夏場がいいかと思います。13人が参考にしています