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淡路島・洲本温泉の大御所、ホテルニューアワジに宿泊してきました。関東なら伊東のハトヤホテル、関西ならホテルニュゥーーあーーわーージーー♪、という位耳に残るCMがガンガン流れていたので関西での知名度は非常に高い。
自宅からかなり近所である淡路島にわざわざ泊るのもどうだか、また休前日は意外と値段が高く最低でも5万前後(2人宿泊)から。また普通は風呂目的だけで日帰りに行くような敷居の低い施設ではない。淡路島完結編と自分の中で勝手に位置付けて宿泊。
★施設や部屋
本館はやや老朽化していますが全体的に綺麗です。また一泊10万クラスの離れが沢山あるだけに客層もハイクラス、大箱ですが高級旅館の佇まいには間違えありません。
★接客
細かい事を言えばきりがありませんが、概ね良好かと。ただロビーはあまりに丁寧すぎて委縮してしまう程です。
★食事
基本+グレードアッププランでしたが、まずいです。旨いのはその場で蒸し焚く鯛飯位か。部屋食だから高いのかな。
★不満
館内には一切飲み物の自動販売機がありません。缶コーヒーブラック大好きの自分には非常に辛かった。近隣にコンビニ、自販機無しでした。
屋上の貸し切り露天風呂を3000円でチャージしたのですが、なんと8部屋もある家族風呂スタイルにびっくり。さらに驚いたのが、部屋の掲示には『消毒無し掛け流し』とあったのですが、実際の湯は素人でも判別出来る草臥れた循環湯。クレームいれた所、8部屋のうち3部屋は循環風呂と判明。
ほとんどの部屋が空室にも関わらずわざわざ循環風呂を当てられたのは筆舌に尽くし難い怒りを覚えました。係の方に湯船移動を薦められましたが湯だけ確認して丁重に辞退した。
★大浴場
原則3つの大浴場と2つの源泉が楽しめます。ただしどの湯船も結構強めの塩素臭が漂います。どこぞやのサイトには棚田の湯は源泉掛け流しとありましたがどの湯船も完全な循環消毒湯でした。
浴室は大変綺麗、アメニティも馬油柿渋系フルスペック装備でした。ただし、一部の浴室は向かいの防波堤の釣り人から丸見えなので、女性の方や神経質な方は注意が必要です。まぁ釣り人も全員がワニじゃないからそのへんの事は相互牽制機能が働くとは思うのですがね。夜は12で札止めになります。
総合的に、決して悪くはないのですが、今まで色々宿泊してきた中で、この値段でこの内容は如何に!?と言ったところか。
また海の見える目隠しの無い温泉は好きなんですけど、和歌山のように荒波押し寄せる温泉ではないので少々物足りなかった。13人が参考にしています