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投稿日:2010年4月19日
冷たい源泉は夏向き (湯元榊原舘(さかきばらかん))
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2010年4月16日 / 2時間以内]
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榊原温泉は清少納言ゆかりの温泉とのことで、枕草子にも載っているとのこと。三重の古豪的な位置づけになるのでしょうか。榊原館はその中でも大規模なホテルかなと思います。今回は立ち寄り入浴になりましたので、「湯の庄」の感想になります。立ち寄り入浴は、専用の窓口で1000円で2時間滞在できるシステムになっています。別料金で展望大浴場も利用できたりしますが、今回は一階のみです。
券売機で入浴券を購入しますと、専用の館内着とタオルをもらってすぐそばのロッカールームへ移動します。ここで着替えてから温泉に向かうとのこと。鍵付きロッカーはここにしかありませんので仕方ないですかね。温泉の脱衣所でもう一度館内着を脱いで入浴となるのはちょっと手間でして、何時間でも長居できるならまだしも2時間程度なら館内着いらないしなぁ…。貴重品ロッカーだけでいいような気がしますね。
脱衣所は籠の個数はそこそこありますが、全体的に狭いです。洗面所はびっくりするほど狭いです。セミ個室みたいになっていますので落ち着きますがね。
さて温泉です。内風呂の主浴槽と露天風呂は加温循環の湯です。とはいいましても消毒臭は感じませんでしたし、アルカリ性単純泉らしい肌のつるつるも見られました。とはいいましても、やはりこちらの白眉は源泉でして、ぬるい源泉がそのままドボドボと投入されてあふれ出していきます。微弱ながら硫黄のいい香りもしますし、肌のつるつるも断然違います。32℃とありまして、灘温泉水道筋の源泉とほぼ同じ温度かと思われますが、こちらの方が低く感じました。泉質の違いなのか、源泉浴槽の大きさの差なのかは分かりませんが。というところですから、夏場にこちらの源泉にどっぷり入って、そのまま出て着替えると爽快感は凄いものでしょう。蝉がうるさい季節にまた訪れたいと思いました。11人が参考にしています
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