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葛温泉にある3軒の宿のうち、大町から車を走らせると、最も奥に建つ鄙びた温泉宿。土曜日の午後、日帰り入浴して来ました。入浴料700円を払って、廊下を進み、突き当たりの内湯の手前から右手に入る、混浴野天風呂へ。広々とした30人サイズの石組み浴槽には、無色透明の単純温泉。中央の石を積み上げた湯口から、噴水の様にお湯が出ている他、5本の筒からも湯が注がれています。PH6.9で、ややツルスベの浴感。口に含むと、玉子味。湯温は43℃位ですが、陽が照ると暑い。綿の様な湯の花が舞い、アブもいなくて良かったです。続いて、露天から裸のまま男性用の内湯へ。石造りの2連浴槽で、「ぬるめ」と「あつめ」に別れています。8人サイズの「ぬるめ」は41℃位、6人サイズの「あつめ」は42℃位でした。「あつめ」の方が、糸状の湯の花が大量に舞い、個人的には一番良かった。先客が上がられ、ほとんど貸切状態で満喫できました。
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