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下諏訪温泉に点在する共同浴場の1つで、昭和2年(1927年)開業の温泉銭湯。昭和に入ってから建てられたので、「新湯」と名付けられたのだとか。さすが、中山道六十九次で唯一温泉がある宿場町。90年経っても、名前が変えられることなく、まだまだ新米扱いとは全く驚きです。何度か前を通っていますが、いつも混んでいるイメージなので、平日のお昼頃に利用してみました。
表通りに面して建っており、向かいに数台分の駐車場もあります。入浴料230円は券売機で。棚と有料100円ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーもあり(貸出10円)。湯気抜きのある高い天井の浴室に入ると、右側と奥に6人分のシャワー付カランがある洗い場。カランも温泉です。共同浴場なので、石鹸などのアメニティは無し。左側に、アルファベットの小文字のb形をしたタイル張りの内湯があり、無色透明のナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物温泉[源泉名:混合泉(旦過第一源湯60L:旦過第二源湯380L)]が、源泉かけ流しにされています。泉温56.0℃を、加水・加温せず44℃位で供給。PH8.70で、やや肌がスベスベする浴感。消毒もなしなので、塩素臭の心配もありません。ライオンの湯口から注がれ、口に含むと弱塩味少苦味。茶色い小さな湯の花も舞っています。湖と富士山が描かれたタイル絵を眺め、しばらくのんびりと湯浴みを楽しめました。
朝早くから営業している銭湯なので、昼時はかなり空いているかもと訪れてみましたが、常に1人上がる頃にまた1人と、地元の方らしき方々の来訪が絶えません。地元の方に愛され続け、旅人の疲れも癒してくれる共同浴場。あつ湯で身も心もさっぱりして、次の目的地へと向かいました。
主な成分: リチウムイオン0.5mg、ナトリウムイオン244.5mg、アンモニウムイオン0.2mg、マグネシウムイオン0.1mg、カルシウムイオン104.1mg、ストロンチウムイオン1.0mg、鉄(III)イオン0.1mg、亜鉛イオン0.1mg、フッ素イオン3.3mg、塩化物イオン193.5mg、臭化物イオン0.7mg、水酸イオン0.1mg、硫酸イオン513.3mg、硝酸イオン0.7mg、炭酸水素イオン6.1mg、炭酸イオン12.0mg、メタケイ酸52.4mg、メタホウ酸20.3mg、メタ亜ヒ酸0.2mg、溶存成分総量1157.9mg15人が参考にしています