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神奈川と山梨の県境に位置し、秋山川沿いに佇む、平成8年にオープンした日帰り温泉施設。土曜日の午前中、利用してみました。
村営温泉「秋山ネスパ」としてスタートするも、町村合併で上野原市の運営に変わり、2年前からシダックス系の会社が指定管理者となっているようです。
100円返却式靴箱&入浴料と引き換えに、ロッカーキーを受け取るシステム。一般料金720円ですが、今年の4月1日から750円に改定(上野原市民は510円のまま)となっています。受付から左手へ、弧を描くように半周程歩いて、男湯「富源の湯」へ。
縦長ロッカーが並ぶ脱衣場は、ドライヤー完備で床暖房まで備わっています。浴室に入ると、掛湯槽は源泉使用。左側に、12人分のシャワー付きカランがある洗い場。アメニティは一般的なものです。
タイル張り石枠内湯が、3つ並びます。先ずは、一番奥の源泉かけ流し浴槽から。18人サイズで最も大きく、うっすら青みがかった透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 秋山雛鶴の湯)が、かけ流しにされています。泉温36.4℃を、そのまま投入。PH9.8で、肌がスベスベする浴感。微かに、石膏臭が漂います。
真ん中は、12人サイズで浅い浴槽。湯温40℃位に加温され、循環濾過ありですが、塩素臭は気になりません。
また、手前には6人サイズのジャグジー浴槽。湯温は39℃位に加温され、こちらも循環濾過あり。
続いて、外の露天風呂へ。10人サイズの石組み浴槽で、湯温は41℃位に加温。循環濾過ありですが、残念ながらこちらは塩素臭が気になります。柵越しに、山々を眺めまったり。でも、結局かけ流し浴槽に戻ったりしつつ、交互浴を楽しみました。
週末でしたが、朝一で空いてたのも良かったです。湯上がりに、2階に休憩所や食事処もあるので、湯治っぽくゆっくりするのにいいのかな。また、この日は休止中でしたが、温泉スパプールで健康づくりにいそしめそうです。
湯治使いで何度も行くには、一般料金が高いのでは?と思いきや、夕方17時からは一般も市民も入浴料400円になるので、上手く利用するとお得ですね。
主な成分: ナトリウムイオン78.5mg、カルシウムイオン31.9mg、塩化物イオン7.8mg、水酸化物イオン1.1mg、硫酸イオン212.5mg、炭酸イオン11.4mg、メタケイ酸160.4mg、メタホウ酸1.8mg、遊離二酸化炭素11.6mg、成分総計518.9mg39人が参考にしています