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そのこごめの湯のあまりの酷さに落胆し、こちらの施設訪問をやめようかと思ったが、大阪からなかなかこれる場所ではないので訪問してみた。
場所はかなり判りずらいです。ナビ通りに行くと月極駐車場にブチ当たり転回に難儀するだけですので、メインストリートにある100円駐車場に駐車して歩いて訪問するのがよろしいかと思います。
1Fから上が湯治宿になっており、地下が浴室となっています。店員さんはおらず、箱の中に200円入れます。
浴室内は薄暗くとても狭い。脱衣所から浴室内を垣間見れますが、共同湯慣れしていない方はこの時点でその異質な雰囲気に圧倒されて逃げ出そうと思われるかもしれません。
湯船の周りを囲ってトドになっている方多数、これは激熱湯だなと推測し意を決して入浴、野沢温泉や湯泉地温泉の一部に見られる『入浴不可能』な熱さではない。ただし最奥の湯が出ている所は激アツ源泉なのでやけどには注意が必要。
約20分程の滞在でしたが、地元の方、湯冶客、外来客、それぞれが同じぐらいの割合で訪問しており挨拶がひっきりなしだった。
ハイソサエティなブランド温泉、湯河原のイメージが脆く崩れ去り、やっぱり共同浴場巡りはやめられんと思いました。
ただし、いわゆるディープな共同湯、ジモ湯の部類である事は間違いありませんので、地域性が高く閉鎖的な雰囲気なんかを敢えて楽しもうというマニア心旺盛かつ前向きな姿勢で訪問しないと馴染むのは厳しいかと思います。温泉の泉質をある程度理解できる方にはままねの湯だけで済ませずその高い敷居を一歩進んで是非訪問していただきたいです、そしてその湯の差を感じていただきたい。27人が参考にしています