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房総半島のほぼ中央にある養老渓谷の名所、「粟又の滝」のすぐ近くに佇む和の情緒溢れる宿。日曜日の午後、日帰り入浴してみました。駐車場は、建物右側の坂を上ったところ。入浴料1200円を券売機で払い、フロントで駐車券を見せると駐車場代が無料になります。受付右手に進み、エレベーターで3階の大浴場「化石風呂」へ。この日、男湯は「叶いの湯」でした。三面ガラス張りで明るい浴室には、12人サイズの石造りL字型内湯があり、微黄褐色の炭酸ナトリウム・メタケイ酸含有泉がサラサラとオーバーフロー。湯温は40℃位で、肌がツルツルする浴感です。こちらの湯は、昭和57年の基礎改築工事中に化石が出土し、更に400m掘り進んで湧き出たものだとか。アメニティは、ポーラでした。続いて、外の露天風呂へ。屋根付き6人サイズの石組み浴槽「長寿の湯」は、湯温41℃位。雨が降っていましたが、濡れずに済みました。小さな門をくぐって先に進むと、左に「願いの手」と書かれた石造りの手のひらの形をしたベンチと、向かいに8人サイズの石造り半円形浴槽「叶いの湯」。こちらは、化石の湯ではないのか無色透明で、ちょい塩素臭もしています。ただ眼下に川のせせらぎと、大自然を一望できて眺めがいい!!最後まで貸切状態で、満喫できました。
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