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投稿日:2020年12月19日
湯小屋がきれいで気持ちいい (蔵王温泉共同浴場 上湯)
きくりんさん [入浴日: 2019年9月18日 / 2時間以内]
55.0点
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酢川温泉神社の参道へと通じる、蔵王温泉街のメインストリートとも呼ぶべき高湯通り沿いに佇む、3つある無人の共同浴場のうちの1つ。最も奥の高台に位置し、おおみや旅館のすぐ下です。また、山形県内で最古の共同浴場とも言われています。平日の午後、およそ8年ぶりに利用して来ました。
入浴料は通常200円なのですが、この日に宿泊する宿で入浴券をもらえた為、券を入口の赤い料金BOXへ。男湯は右側です。
木造りの湯小屋に入ると、棚だけの脱衣場で、ドライヤーはありません。梁がむき出しになった高い天井の浴室には、カランなどがある洗い場もなし。しっかりと掛け湯をして、いざ入湯!
壁際の中央に12人サイズの木造り内湯があり、うっすら緑白色に濁った酸性・含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩・塩化物温泉(源泉名: 大湯1号源泉)が、かけ流しにされています。泉温54.0℃を加水して、42℃位で供給。PH1.6ながら、やや肌がスベスベする浴感です。湯口の湯を口に含むと、硫化水素臭がして酸っぱい。加温なし、循環・消毒もなし。先客が上がられた後、硫黄の香りに包まれつつ貸切状態でまったりできました。
久しぶりの再訪にもかかわらず、まだとてもきれいな共同浴場という印象。鄙びた木造の共同浴場も好きですが、きれいに保たれた湯小屋での湯浴みも、また格別に気持ちいいものですね。
主な成分: 水素イオン25.2mg、ナトリウムイオン54.0mg、マグネシウムイオン59.0mg、カルシウムイオン91.3mg、アルミニウムイオン144.7mg、マンガンイオン3.1mg、鉄(II)イオン14.4mg、亜鉛イオン0.2mg、フッ素イオン15.5mg、塩素イオン131.5mg、臭素イオン1.0mg、ヨウ素イオン0.3mg、硫酸水素イオン1137mg、硫酸イオン1344mg、メタケイ酸226.1mg、メタホウ酸6.1mg、遊離硫酸72.1mg、遊離二酸化炭素602.8mg、遊離硫化水素13.6mg、溶存物質総量3658mg
※なお、分析書が平成21年のものだったので、まもなく更新かも知れません。23人が参考にしています
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