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最近温泉道に加入した、明礬温泉郷にある鄙びた旅館です。
10:00過ぎにお風呂をお願いしたところ、浴室の1つを家族湯として利用させて頂きました。
浴槽が1つだけのシンプルな浴室。窓からは明礬大橋が見えます。
灰色に濁った少し熱めのお湯は、入ると大量の湯の花がパッと舞ってみるみる白さを増します。上品な硫化水素の香りの中で湯浴みをしていると、登別の夢元さぎり湯のお湯を思い出しました。
珍しく旦那さんも気に入ったようなので、これを機会に温泉道に参加して貰うべく、温泉本の押印スペースにスタンプをお願いしたところ、「え?!うちが初めてですか?光栄です!」とニコニコしながらスタンプを押してくださいました。別府の旅館でこのような心のこもったお言葉を掛けて頂くことはほとんどないので、とても感激しました。
別府八湯温泉道№161。スタンプは明礬大橋です。
あの時使ったタオルは、今でも硫化水素の香りがしています。4人が参考にしています