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すっかり日が落ちてから伺ったので、道に迷いました。
手前にあるひょうたん温泉の冷却装置のあるところに迷い込んでみたり…。
街灯が少ないひょうたん温泉裏の道を、更に九州横断道路の方へ歩き、なんとか谷の湯さんを発見。いでゆ坂から、思ったより距離がありました。
浴室へ続く階段横にある住居スペースと思われるところに主らしき女性がいらっしゃったので、一応声掛けをしてから¥100を置き、スパポートにスタンプを押して浴室へ向かいました。
夜だし、荷物も多いし、階段踏み外しそう(>_<)、という不安な気持ちの一方、地下にある温泉ということで泉質の良さに期待も高まります。
浴室は無人。
そして鄙び度満点。
クリアなお湯なのに、湯舟は変質しまくっているように見えるのだけれど…。ちょっとたじろぎました。普段は、温泉で貸切状態だと大喜びなのですが、こちらではちょっと心細く感じました。
気を取り直して掛かり湯。
夕方過ぎということで、適温になっていました。
入ってみると柔らかいお湯。
においも感じるのですが、鉄輪特有の水彩絵の具のような香りに、別の香りが混ざっているように感じます。お湯自体の香りなのか、鄙びた浴室のにおいなのか、イマイチ判りませんでしたが、浴後の肌はしっとりとしていい感じでした。
別府八湯温泉道№143。スタンプは「主らしき女性」の似顔絵です。そっくりだったので、「これって奥さんの似顔絵ですか?」と尋ねたら、苦笑いしながら頷いていらっしゃいました。
…∞…∞…2011年4月10日再訪…∞…∞…
前回は夜の訪問だったので心細い思いでしたが、今回は昼間に訪問したのと、土地勘が出来ていたのとで、安心して訪れることが出来ました。
温泉分析書が掲示されていたのですが、地元の方が入浴中でしたので撮影は控えました。
入浴を楽しんでいると、男湯の方から「チーン」とお鈴の音が。男湯にある如来様のところにお鈴があるみたいです。
同浴の地元の女性たちが、「この時間はいつも拝んでらっしゃる人がいるね」と仰っていました。
「あなたもう上がるの?」と声をかけられるほどの短時間の入浴でしたが、和やかな時間を過ごさせていただきました。5人が参考にしています