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ここは建替え前の「温泉会館」だった頃からよくお世話になっている。
泉質は含鉄炭酸強塩泉、通称「赤い湯」。 初めての人には「アヂー!」
かも知れないよ。
しかしこれが不思議な湯だ。 小生がひざの関節炎を患った時に治していただいたのがこの湯。 電気治療でも治らなかった肩こりを治していただいたのもこの湯。週一回程度、一ヶ月位で治ってしまった。
また紙で切った指の傷が入湯後、殆ど消えてしまったのには腰を抜かしたものだ。 これらは大げさではなく本当の事だ。
「筋肉痛、神経痛、関節のこわばり・・・」どこの温泉でも共通の適応症は掲示されているが、実際の効能は長期にわたって湯治をした場合に現れるものと思う。 しかし、有馬の場合その即効性と効能の持続性はありがたい。 現在月に一回行くかどうかというペースだが小生の場合、肩こりというものは全くない。
ここは建替え後はどちらかというとスーパー銭湯的なイメージが先行し、観光客などで大変混みあっている。
まじめに(?)治療に専念できた昔の雰囲気がなくなってしまったのは昔からの赤い湯ファンとしてはちとさびしいところ。
とはいえその効能は他の温泉とは確実に一線を画す。 個人差があるとは思うが、一度お試しあれ。0人が参考にしています