口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2020年8月15日)
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温泉は良かったですが、フロントの男性スタッフの対応が悪かったです。
8人が参考にしています
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沢渡温泉と言えば、西に草津温泉、北に四万温泉とビッグネームに挟まれ、お湯の良さに比して苦戦を強いられているとのイメージである。3年半ほど前に共同浴場を訪ねてそのお湯の良さを確認したが、まるほん旅館の、底を青いモザイク様にした湯舟にも入ってみたいとの思いがあって、この度機会を得て訪ねることができた。玄関前に1台分だけ駐車スペースが空いていたのでそこに止めたが、道路の反対側にも4、5台分の駐車場があった。入浴料は700円。
入浴出来るのは混浴の大風呂であるが、その浴室の造りが変わっていた。浴室内に入るとそこは中央の高いところにある通路で、その通路を通って反対側に階段で下りる造りになっている。湯舟はその通路の左右下にある。脱衣スペースも、浴室内の左右に湯舟より少し高くなったところにあった。
窓際のL字型の湯舟は6人サイズで、無色透明なお湯が掛け流されている。湯温は44度強ほどか。源泉は県有泉で、カルシウム、ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉である。弱いが明確な硫化水素臭と硫酸塩系の匂いがする。硫化水素臭はまろやかで、いがらっぽいところがまるで無い。陰イオンの硫化水素イオンは1.0mg/Lであるが、溶存ガス成分の遊離硫化水素はゼロなのだ。石臼のような湯口の上にコップがあったので飲泉したが、微かな塩分と石膏のような味が感じられた。
奥の、角を取った長方形のような湯舟は4人サイズで、湯温は42度強ほどであった。源泉は一緒であるが、こちらの湯舟には白い湯花が少し沈んでいた。
この浴室の風情を決定しているのは、やはり湯舟の底の青いモザイク模様であろう。その浴室の中で、仄かな硫化水素臭を感じながら柔らかなお湯に身を沈めていると、何か去り難いような思いに捕らわれてくる。
浴室を見て感じることは、湯舟周りのスペースが広いということである。そして周囲には排水溝が切ってあった。浴室は、古さの演出はしていても決して古くはない。あえて脱衣場を別にせず、あえてカランを作らず(申し訳程度に、取って付けたようなシャワー付カランが一つあることはある)湯舟周りを広く取ったのは、「昔の湯治客のように、湯舟周りで湯舟からお湯を汲んで体を洗ってみては?」という館主からの提案なのかと思われた。 今回は体も頭も洗ってからの訪問だったが、次は昔の湯治客のように、湯舟の周りに座って体や頭を洗ってみようと思う。30人が参考にしています
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今まで草津や万座、四万等、群馬県の温泉には何度も来ていますが、たまたま沢渡温泉のみ未湯で、今回初めて訪れました。川沿いの駐車場に車を停めて、かなり急な坂に沿って小さな旅館が点在しています。想像していたより鄙びた感じで、三連休だというのにあまり人気がありませんでした。共同浴場の隣に日本秘湯の会の会員宿、まるほん旅館は存在し、立寄り入浴をお願いすると1時間程度であれば良いとの返答がありました。風呂場は旅館とは別棟になっており、混浴の湯小屋は脱衣所一体式のレトロな木造でとても風情がありました。床も総檜造りで浴槽は2つ、小さな四角い浴槽とやや大き目なL字型のものです。小さな浴槽には無色透明の芒硝泉が掛け流され、やや熱めでしたが十分な温泉感がありました。一方のL字型浴槽の方は・・・、かなり強烈な塩素臭が感じられ、循環しているのか明らかにお湯が劣化していました。これだけ立派な湯小屋があるだけにこのお湯には閉口してしまい、とても残念でした。
18人が参考にしています
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県道55号から看板に従い細い脇道を進んでいくと、とても静かな環境の温泉地が現れます。それが草津の仕上げ湯あるいは治し湯として古くから親しまれてきた沢渡温泉です。
その沢渡温泉のビックネームとして名を馳せているのが、こちらのまるほん旅館さんで、モザイク状の美しい浴槽の石タイル仕上げは、温泉本などで頻繁に紹介されており、目にした方も多いのではないでしょうか。
外観は個人経営の旅館といった趣。ご主人らしき方に700円の入浴料金をお支払いし、館内の奥にある浴室へ。途中には貸切制の露天や内湯の家族風呂もありますが、こちらは宿泊客専用のいようです。その他女性専用の内湯も完備され、混浴が苦手な女性にも配慮されています。
メインの混浴は館内の渡り廊下からアプローチし、階段で降りていく凝った構造になっています。ふんだんに天然木を使った湯殿は、厳かな神殿のような雰囲気さえ漂い、ワクワクしながら階段を降りきると、先述の美しいモザイクタイルで仕上げられた浴槽が無色透明の湯を湛えていました。
浴槽は長方形の熱湯(体感43度弱・4人サイズ)とL字型(体感41度強・6-7人サイズ)の2つ。源泉は優しい玉子臭のする湯で備え付けのカップで飲泉してみると、かすかな塩味と玉子味を感知。湯の鮮度的にはL字型の浴槽よりも熱湯浴槽のほうが一枚上手のようですが、石臼を再利用した湯口から源泉が投入されるL字型浴槽も、のんびりとリラックスできました。
優しい肌あたりも秀逸で、とても柔和な印象の源泉ですが、暫く浸かっているとしっかりと温泉に浸かれたという達成感と湯力を体感できる実力派です。平日の午後に訪問したこともあってか、終始貸切状態で入浴でき、なんとも贅沢で至福の湯浴みとなりました。16人が参考にしています
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上は外観、下は混浴内湯の熱湯浴槽です。駐車場は道路を挟んで施設の向かいにも数台準備されていました。
9人が参考にしています
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上が貸切制の露天風呂、下が同じく貸切制の内湯です。どちらも宿泊者のみ利用可とのことで、今回は見学だけさせていただきました。どちらも小さな浴槽(1-2人サイズ)でしたが、カップルやご家族連れには喜ばれるラインナップではないでしょうか。
8人が参考にしています
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何度訪れても立ち寄り湯が出来なかった湯殿に、念願かなって入れた。木造りの湯船は心が和む。最初足をつけたときは熱く感じたお湯だが、体を沈めると結構長湯ができる。ただ、小さめの湯船のほうはかなり温度が高く、そう長湯はできない。家族風呂、貸切風呂もあるが、やはり大浴場が一番いい。食事は食事どころで頂くのだが、料理にはもう一工夫が必要だろう。同じ料金で感激する料理を出すところも多いのだから。
12人が参考にしています
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四万温泉の共同湯に入りそびれた帰り、そのまま帰るのも物足りなく思われ、沢渡温泉に行ってみた。
まるほん旅館に着いたの夕方6時すぎ。1時間でよければどうぞということで入らせていただいた。歩道橋を下りていくような構造の風呂には前から入ってみたかったのだ。
館内は入り組んでいて、幾つか曲がったり下りたりののち、あの”歩道橋”が出現。橋から見下ろすと左右に長方形とL字の風呂が見える。檜の浴室に浴槽底のターコイズブルーの対照が美しい。
長方形の方は2、3人サイズ、L字型は3、4人サイズで、長方形の方がやや熱めの体感43℃。湯は無色透明でマイルドなアルカリ泉だが、特徴がないわけではなく、うっすらタマゴ臭漂う湯を口にしてみると、何ともまろやかな旨みを感じた。胃腸に良さげなこの湯を何度もすすってみた。
入って暫くすると誰もいなくなり、暮れなずむ風呂場の空気の変化を堪能した。14人が参考にしています
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日本秘湯を守る会会員の宿。一度は訪れたいと思っていたので、日曜日の午後に日帰り入浴してみました。入浴料700円を払って、2階へと上がり、浴室と書かれた小さな矢印の方へ。すると、「大風呂」と書かれた、別棟の湯小屋の2階へ通じています。そこから更に、浴槽の上に架かった橋のような通路を通り、階段を降りて脱衣場。ここ以外で見たことない、独特な浴室の造りです。まず、8人サイズのL字型石造り木枠浴槽。石臼の湯口から、無色透明のカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉がかけ流しにされています。泉温は、44℃位の熱め。口に含むと、ほんのり玉子味。PH8.3で、実に柔らかい湯です。もう1つは、5人サイズの浴槽。木製のせいろの湯口から湯が注がれ、42℃位の適温。板張りの床に座っては、時々ひと休み。まるで時間の止まったかのようなノスタルジックな湯小屋で、沢渡の湯を満喫できました。
16人が参考にしています
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沢渡温泉自体人気(ヒトケ)が無いが、まるほん旅館も宿の人がいない。
チェックイン時の説明もほとんど無く、荷物も自分で運ぶ。 部屋に入ると布団が敷いてある。 夕食は食堂で19時から。
大風呂は共同湯の裏に回り込むように渡り廊下でつながれ、階段を降りると左右に脱衣棚があり、共同湯の風情。 湯船も2つに分かれている。 シャワー付きカランは1つしかないが、鏡もなく木造の建物なので、すきま風が入りひげを剃ったり、頭を洗うのには不向き。 混浴の大風呂であるが、女性専用の時間も設定されている。 女性入浴時間 19時半~21時、6時~7時
貸し切り露天は廊下の脇にとってつけたような露天で、湯船全体が塀でかこまれているので開放感は無く、露天好きの人には期待はずれなものであろう。
サービスは無いが、湯心地の良い大風呂には後を引かれる。 ここは初心者には向かない、中級者以上あるいは、つきあいの長いカップル向きの旅館である。
県有泉(沢渡温泉) カルシウム・ナトリウムー硫酸塩・塩化物温泉 飲泉可
酸化還元電位 (ORP) マイナス26 (2011.1.15)9人が参考にしています
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日帰りで利用しました。
他にお客さんはいなくて、貸切状態でした。
ほんのり硫黄臭がして、ティッシュのような湯の花が浮いていて思わずてにとって確かめてしまいました。
また、桧作りの浴室が、温かみがあって、雰囲気が最高でした。
少し残念なのが、隣の建物の2階から、浴室が丸見えなので、すごく気になりました。波板で少し隠していますが、あまりにも不釣り合いなので、木で格子でもつければ見栄えも良くなるのではないでしょうか?
また、浴室が、共同浴場のすぐ裏にあるので、共同浴場のお客さんの話声や、戸を閉める音が聞こえるので、少し残念でした。8人が参考にしています
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草津に行く途中の通り道なので、存在は知ってはいたのですが、今回初めて立ち寄りました。
午前中に到着したので他のお客さんはいなく、この空間を独り占めできました。
目前にある湯船の硫黄の香と漂う湯の花で、洋服を脱ぐのがまどろっこしく感じてしまいました。
とても素晴らしい温泉です、次は共同浴場の方にも寄りたいと思います。9人が参考にしています
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沢渡温泉の個性派 まるほん旅館。
源泉名 県有湯(沢渡温泉)源泉温度55度PH8.5
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
温泉レベル★3。大風呂カルキが多少気になる。薄まった感あり。
露天は掛け流し(未入湯未確認)。日本秘湯を守る会会員施設。
施設★?(立ち寄りのため)。雰囲気★5。総合★4。
通路を渡り階段を下りると浴場がある。
その通路から始まる別世界は体感する価値あり。
存在感が凄い。
一度は入湯しておきたい施設であることに違いない・・。
(2008年5月4日)9人が参考にしています