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投稿日:2016年9月12日
あとは年季が入るのを待つだけ (すのこの湯物語 かわらや)
ぐまニストさん
[入浴日: 2016年9月7日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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44.0点
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0 - 点
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初の蔵王でしたが、当初ここはパスしようと考えていました。が、パスしないで本当に良かったと思います。ここを手始めに蔵王では何箇所か入りましたが、結果的に入った中ではここが図抜けてました。
強酸性でありながら、刺激は少なく逆にソフトな浴感。それでいて重みがあり、匂いは蔵王の中でも上位にランクされるのではと思える強さ。なかなかの個性派です。温度は43度ぐらいに感じました。で、コンディションも抜群だったと思います。澄み具合や感触から新鮮さが伝わってきましたし、スノコの隙間に足裏を置くと足元湧出を実感できました。あと、ポイントだったのがシャワー室(洗い場)が戸を隔てて別室になっていること。湯に浸かっている時に石鹸の匂いが漂ってくると、げんなりしてしまう性質なんで。旅館時代の姿は分かりませんが、この辺の配慮は素晴らしいと思います。
施設のネーミングは微妙ですが、よくぞ不慮の事故から蘇ってくれました。木造の浴室も僅かではありますが年季が入り始めていています。全ての点においてハイスコアをあげたくなる温泉で、ここはまた何時か入りに行きたいと思います。3人が参考にしています