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投稿日:2007年11月24日
雪中行軍で帰すおもてなし (深山荘 高見屋)
しろうさぎさん [入浴日: 2007年11月17日 / 1泊]
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以前立ち寄り入浴した時に、「次回はうちに泊まって下さい」 と言われたので、期待して宿泊したが、帰りの見送りもなく、大雪の中を重たい荷物をたすきにかけて、宿からバスターミナルまで雪中行軍するはめになった。
部屋は3階だったが、エレベーターが無いのでてすりのない階段を上がり降りして、腰が痛くなった。 館内は他にもバリアーが多いので、高齢者には向かない。
板の間の大広間を衝立で仕切った場所での食事となるが、スペースが狭く衝立が邪魔。 夕食はどうということはなく、朝食はキャベツとハム2枚(マヨネーズ)、薄い鮭の切り身は半分など見るからに貧相な内容。
享保元年創業の老舗だけあって、部屋にも脱衣所にもひげそりは無い。 湯上り処の茶碗が無くなっても補充されない。 館内には業務連絡放送が響く。
浴衣のサイズも尋ねない仲居、廊下ですれ違っても挨拶もない従業員、系列の「ホテル樹林」へ湯巡りを頼んだ時のフロントの対応など、どれも一言足りない接客。
彼女らが意欲を出すと却って危ない。 客がチェックアウトに向かうと、宿から早く送り出そうと、フロントに降りる急階段の途中で鍵を奪いに来る。
「湯巡りして来ます」 と荷物と貴重品を預けて出かけたが、朝からの雨が昼から大雪となり積雪した午後に戻ってみれば、チェックアウト後の客は送らないポリシーとみえて、「送ります」 の一言も無い。
結局大雪の中、高湯通りの奥まった高台から始点のバスターミナルまで、重たい荷物をたすきがけにして雪中行軍となった。 途中で、客を迎えに行く高見屋のワゴンに追い抜かれたことは忘れられない。
「長寿の湯」 は入浴するとほっと安らぐ、蔵王で一番の泉質と感じられただけに残念である。
高見屋源泉 42.8度 pH1.3 メタケイ酸 163.2 遊離二酸化炭素 883.25人が参考にしています
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