口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2009年4月11日)
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玉の湯 と言えば 湯布院御三家のひとつで、と、
誰もが承知する宿。
そうなれば 敷居が高く高飛車でなんて勝手に思っていたのだが
実際宿に泊まってみれば 何と居心地のいい宿なんだと痛感。
そして、さり気ない心使いがある宿なんだと感心させられた。
この宿で浴衣用に使われている帯は、沖縄の石垣島のミンサー
織の帯。
ミンサー織には由来があって、1600年代から沖縄八重山地方では「みんさーふ」という角帯が織られてきて
婚約成立の証として 女性から男性へ贈る習わしがあり
織られている五つ、四つの模様は、
「 いつ(五)の、世(四)までも変わらぬ愛を誓う 」
という由来がある。
たかが帯。でこでもある帯。なんだけれどわざわざ
手間も費用も掛る帯を取り寄せて採用したのは
宿からのお客へのメッセージなんだと
「 いつまでもお幸せに 」 そう言っていただいている
そんなさり気ない心使いが嬉しかった。1人が参考にしています
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昼食だけいただきました。
ご存じのように日帰り入浴は不可です。
お昼は「最高!」というほではないですが、おいしかったです。
ま、玉の湯でご飯を食べたという満足感でごまかされてるのかもしれませんが・・・
ちなみに柚子胡椒が大好きなわが夫婦ですが、今まで食べた中で一番おいしいと思ったのが玉の湯の柚子胡椒です。
由布院へ行かれる方がいる時はいつもお土産に頼んじゃいます。
玉の湯の通販でも買えますが、送料がけっこうかかっちゃいますので。1人が参考にしています
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年明けに続き訪れた湯布院。湯の坪川のたもとに立つ今宵の宿「由布院玉の湯」へは初めての宿泊である。広大な敷地内は、多少の手入れはなされてるとは思うが、造形美を意識した庭園ではなくまさに自然そのまま。周りの木立や草花の間をぬうようにアプローチを進めば、雑木林にしっとりと溶け込み、どっしりとした木造建築の離れ家が見え隠れするように点在している。それら和の佇まいは、自然の落ち着きを存分に醸しだしており、その情景は何とも風情豊かで旅情をかきたててくれたのである。
ロビー、談話室をはじめパブリックスペースなど趣向を凝らした独創的な佇まい。木の味わいを生かした空間には、オリジナリティの高い調度をはじめ洒落たインテリアなどさりげないセンスが光りモダンかつシックなムードを漂わせている。そこには、古い家屋の良さを大切にしながら新しい感覚でアレンジした上質の美意識を備えているのだ。そこここに和と洋をクロスオーバーさせてるクオリティーの高いくつろぎの空間にあふれる風情の一部に私自身が溶け込むかのように自由自在な時を過ごせたのである。
通された客室は「あせぎの間」。主室10畳+8畳程のベッドルームを持つ室内は、至ってシンプルに映るが、随所に和の気品も漂わせている。多少の古さは否めないが、かえってその佇まいが情趣を誘ってるかのように贅をそぎ取った安らぎの建築美を見せており居心地の良さを追及しているのだ。ゆとりのあるスペースには、天候にも恵まれたせいか木漏れ日が差し込み、暖かくなってきたこの時期テラスにてアフタヌーンティなども良いが、ビールにて一息つくのもまた格別。本当の贅沢なくつろぎとは、こんなところにあるのかな!?と私なりに感じた。
掛け流しの湯が注がれる客室の檜風呂は小奇麗な造り。窓から差し込む陽光がすがすがしく、小ぶりな庭を眺めながらの入浴は湯にも勝る入り心地なのだ。館内の大浴場(循環)も檜造りで清潔感+開放感もあり採光も十分取られている。湯船には単純泉の済んだ湯が満々とたたえられており私には少々熱めだ。露天との境のガラス戸を開ければ、ひんやりとした風が入ってくるのだが、どっぷりと浸かってるので心地良い。(露天も清潔感ある檜造り)日中の早い時間は貸切状態。アメニティも万全、怠りなし。
客室にて戴いた夕食は、木の桶に山菜など季節感豊かに盛った膳。野菜を中心に繊細な味付けは、少々女性向けにアレンジされており、土地の産物を生かした素朴な創作料理の一品一品にも工夫がなされている。この宿の特徴は、メインをはじめ何品かの料理をチョイスできることだ。カフェにて戴いた朝食も和と洋から選べ、スープに卵料理などもチョイス制。クレソンスープは独特な風味で白いカップに緑が映えており見た目鮮やか。「炭火焼に地鶏鍋」といった具合に異なる料理を選べば分け合って食することができるのも楽しみの一つ。また、朝食の時間もこちらで決めることができのも嬉しい限りで、早くから起きることも起こされることもないのだ。夕食の量の多さには降参。完食できなかったけど朝夕共々、バランスの取れた良い味に良い器。平凡ながらこれがありがたいのである。
風と光をコンセプトとし、光と影の戯れが鮮やかな色彩を描いてるかのような玉の湯は、洋の器に和のもてなしを併せ持つ宿なのだ。そしてホスピタリティの質の高さを肌で感じ取ることができ、木の香る離れで大地の恵みを存分に堪能し、満ち足りたひとときを我がものとする贅沢さを味わえたのである。
スタッフの方々の印象だが、言葉は少なく物静かな対応の中にもテキパキとした受け答え、にこやかな笑顔に軽めの会釈など私には十分伝わった。ホテルの機能性を持つ宿独自のスタイルを貫いているようにも見え洗練されてると思う。個人の価値観の違いは多々あるけど私なりには宿泊代金に見合う内容に満足。また機会があれば再訪したい湯布院の老舗宿である。(08,3月 宿泊)
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社員旅行がほぼ毎年ここです。たしかに他の人が書かれているように、接客のレベルは高くありません。僕も食事中にいらっときたことが何回かあります。もう慣れましたが、やはりそれなりの料金を取っているのだから一流ホテル的な接客を取り入れるべきでしょう。
温泉は、大浴場は内湯1・露天1のみなのでもう少し貸切湯などのバリエーションがあればいいなと思います。部屋にお風呂が付いているので入りたい時にいつでも入れるのはとても良いです。
施設は、やはり少し古い方に入るかもしれません。ぱっと見きれいにしてあるように見えますが、TVの裏がほこりだらけだったり、あえて手を加えていないというお庭も悪く言えばほったらかしです。あと、虫には覚悟しましょう。僕も見た事無い大きさのムカデが出た時はぞっとしました(フロントに電話すると即座に対応してくれましたが)。
食事は、美味しいです。朝御飯も和と洋で選べるし、夕食に出てくる肉は異常にやわらかい。少し田舎料理よりですが、ある程度わがままに応じてくれるので事前にどんな食事があるのか確認してオーダーするのが賢い方法だと思います。0人が参考にしています
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雑誌等でもよく見る名旅館、ということで、3年程前ですが奮発して泊まったことがあります。確か、二名一室で一人42000円だったと思います。
料理、部屋、風呂、部屋についている風呂、どれをとってもなかなかのものです。特に、暖炉のある談話室など、館内の雰囲気はとても良く、ゆったりと静かな時間が過ごせ、名旅館の名にふさわしいものと言えると思います。
ただ、あまりにも仲居さんの態度が悪すぎです。かなりタカビーです。食事の時間に関しても、可能と言われた時間内で開始時間を言ったのですが、「もう少し早くしていただけませんか?」とつっけんどんに言われ、食事のときに料理に関する質問をしても、「そんなことも知らないの?」という気持ちが表情にありありで、ずいぶん感じの悪い口調でした。飲み物を頼めば、「冷蔵庫にありますよ」・・・。これで42000円もする名旅館の仲居さんといえますか? 他の面がいくら良くても、これでは台無し。
その仲居さんの態度以外は良かっただけに残念、そういう意味で値段の割りには・・・といった感じです。玉の湯さんには、名旅館の名に恥じないような従業員教育をしていただきたいものです。0人が参考にしています
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GWにはじめて泊まりました。値段もかなり高かったです。
その割にはサービスが・・・いまひとつでした。残念。
チェックインの際のドタバタから既にがっかり。
以前ティールームで休憩していたときに浮かない顔をしてチェックアウトしている人を見て心配していたのですが・・・
宿の部屋も古く、雑誌などに載っているのとも実物はイメージが若干違います。カメラマンの腕前がすごいのか?
食事は料理評論家の辰巳さんの威光を前面に打ち出していますが、温泉宿としてはどうでしょうか?おいしかったのは認めますが・・
とにかく従業員もほとんど挨拶もしませんし、機転も利きません。いちいちお願いしなくては何もしてくれないのは覚悟!
風呂もたいしたことはありませんでした。
今後の改善に期待!1人が参考にしています
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