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まだ幼少時、親父の転勤で福岡市に3年程住んでた時、この宿には年に1回の夏休みの家族旅行で3度、毎年ワンパターンのように宿泊していた。今でこそ由布院は超有名になってるが、30年も前は近隣の別府など全盛時、ここはいち保養温泉な雰囲気の湯街であり静かな環境にあるから訪れていたんだと思う。当時は確か「ホテルことぶき」の宿名で2階建て横に細長く1階客室から散策できた芝生に今も残る水車、まだ珍しかったと思われる露天風呂も芝生の庭に突き出す様に併設されていたことなどなど所々記憶に残っている。そして数年前、両親と私の家族とで超久々に訪れ宿泊した。前面改装されており洒落た外観に館内、近代和風旅館へと変貌、若干当時の姿を館外に見受けられた。客室は上階の2間続きに展望風呂付き、清楚で綺麗な部屋からの由布岳の眺望は素晴らしかった。温泉は湯量豊富、源泉も敷地内にあり内湯に露天と一般的な構想である。食事は夕のみ客室で戴ける会席料理だと思うが無難な味、質、量ともごく平均的であった。感想として宿泊料金は高く、内容的には見合うに内容でなかったが、両親も当時を懐かしんでる様子で良い思い出となり満喫した感はある。
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