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国道から脇道にはいった温泉旅館。
まず、玄関を入って驚くのは、正面から見上げる木造の欄干手すり付き階段である。
敷地も広く、大浴場には多くのザボン(当地名物の柑橘かもしれない)が丸ごと浸かっており、レトロな木造3階建ての概観とともに大いに心癒された。応対は悪くなく、食事の量も満足できたが、太刀魚の刺身のほかは、特段心動かされた料理は覚えていない。
亡き母と最後に訪れた温泉でであるが、「金波楼」が想い出の旅館としてでなく、今後も、その歴史と伝統を十分生かして、リピート率の高い名旅館として、大いに発展していただきたい。3人が参考にしています