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投稿日:2017年1月3日
今年の第一湯はこちら成安(せいあん)温… (成安温泉 いきいきの郷(閉館しました))
すぱ太郎さん
[入浴日:
2017年1月2日 / 滞在時間:
2時間以内]
33.0点

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44.0点

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33.0点

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22.0点

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0 - 点
今年の第一湯はこちら成安(せいあん)温泉。五十路半ばの太郎も、終(つい)の棲家は温泉付きリゾートマンションなどと“終活”にも目が向く。その生活、泉質とは如何なものか、軽い興味のもと訪れた。
初めての温泉は公表スペックが判断基準となるが、溶存物質総量24,570㎎/kg。うち、塩素イオン14,860㎎ ナトリウムイオン7,527㎎。泉質名も含鉄-ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性中性高温泉)と、思わず小躍りするほどの数値と泉質だ。因みに高濃度泉で名を馳せる百目鬼の成分総計が11.380g/kg。もはや体感してみる他ない。要はその成分であり、湯使いが意味をなす。老人ホームに隣接し,奥まった入口を入る。
浴室はL字型の内湯と小振りながらもサウナと水風呂があり、風除室を経ない露天風呂へとつながる。客層は太郎は若いほう、傘寿、米寿と思える高齢者が手摺にすがっていて、よそ者以上に部外者というスタンスを覚えた。
内風呂と露天は湯使いが違うようで、内湯は湯面がもこもこ見えるほどの循環だ。お湯は無色無臭、塩気は意外なほど少ない。ただ、汗の出方はこの真冬にこれまで経験したことがなく、1分足らずで滝のように垂れてくる。私の体質もあるが、大袈裟な表現ではない。「加水なし、源泉掛け流し」と見聞するが、60℃以上の源泉をどうして冷ましているのか、傘寿、米寿のご老人がハイパースペックのお湯に入ってピンピンしていられるとは。万人に適したベストブレンドなお湯と理解するしかない。太郎は汗が引かず、露天に避難するが。
露天はお湯の吐出量は少ないが、同量の掛け流しが見られる。浴槽側面の孔から吸い吐きはしていない様子だが、源泉は一つな訳で、循環ろ過設備も、内湯、ホーム使用分も一緒と考えるのが合理的だろう。浴槽の広さは十分なのだが、開き戸の開き代があるだけで涼み場がない。私的には露天の魅力を欠いているように思える。
夢にも見る温泉三昧のリゾートマンションではなく、いわゆる老人ホームであり、介護が必要な方々もいらっしゃる。悠々自適のセカンドライフを通り越し、介護という現実を目の当たりにし、“終活”とはそこまで見通した重い課題だったのだ。理想はこれからも様々な温泉を巡り、「これぞユートピア」を探し当てたいものです。1人が参考にしています






