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加太というところは和歌山市からローカル線で25分の隔離された景勝地。沖合いに友ヶ島という小さな島があり、その背後に淡路島、そして晴れた日には四国と兵庫が眺められる美しい漁港。瀬戸内海の入り口という言われ方もあるらしい。古くからある温泉地。
岬を背後に建つホテルでもちろん全室海向き。たまたま強風の日であったために白波が立って豪快な景色が窓から見られた。
温泉は殆ど無臭無色、少しだけ酸味の味がする。温度計は無いが比較的低めの温度に設定されていて(40度位?)おかげさまでゆっくりと長時間は入れました。多分循環されているのだと思いますが源泉の新鮮さは十分に感じられます。古い建物ですがよく清掃されている事が感じられました。
お部屋等の設備は古いですがしっかりと手入れはされているようです。
人ごみとは無縁であり、ひなびた日本の原風景が楽しめる。そして平日なら他のお客さんに遠慮することなくゆっくりとオリジナルな温泉を満喫できる。とてもお手頃で価値のある宿です。1人が参考にしています