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投稿日:2015年8月25日
秘湯中の秘湯。駅から登山道を歩く。超絶… (黒薙温泉旅館)
かとぅんさん
[入浴日: 2015年6月25日 / 1泊]
44.0点
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55.0点
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秘湯中の秘湯。駅から登山道を歩く。超絶な開放感。
黒部渓谷鉄道の黒薙温泉駅から山道を徒歩15分。そもそも黒薙温泉駅自体が秘境中の秘境にあり、もちろん駅には売店などなく、柵には崖から転落注意の貼り紙があり絶壁の上に作られている。登山客だけの温泉ではないので山道は整備されておりスニーカー程度であれば十分歩けるだろう。駅では傘の貸し出しをしてくれた。旅館は山道の奥にある一軒屋。男女別の内湯のほか、時間によって混浴・男女が入れ替わる露天風呂が2ヶ所。やはり一番開放的なのは混浴の露天風呂でかなりの広さがあり、男女で入っている客も多い。お湯は無色透明。メタ珪酸40mg/kgはあるが成分総計554mg/kgの数字上はかなりおとなしい湯である。しかしもちろんのことながら鮮度は非常に高く、開放感は非常に高い。
意外と特筆すべきは内湯であって、ここから引き湯している宇奈月温泉にはない湯ノ花が舞っている。源泉は98℃だが温度が調整され長湯できるのもよい。一泊したが部屋は山小屋に近いと思ってよい。もちろん携帯電話の電波は入らない。他の客は延々と宴会をしていたようだ。なお、食事は素朴だが、非常に美味しい。特に山菜と昆布〆のおいしさは格別だった。14人が参考にしています