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投稿日:2006年11月24日
いつまでも健在であってほしい (六龍鉱泉(ろくりゅうこうせん)(閉館しました))
ブドリさん [入浴日: - / - ]
44.0点
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暖簾をくぐると昔ながらの銭湯の下駄箱、その下の木の床は最近塗り替えられたばかりなのか、ぴかぴかでした。扉を開けて中に入ると、そこも昔ながらの銭湯の佇まい。みなさんが賞賛されている通りでした。天井の扇風機、脱衣箱、扉など、どれをとっても年代を感じさせてくれるものが溢れています。10円で使えるドライヤーにさえ郷愁をそそられたくらいです。最近リニューアルされたそうですが、そのあたりはわざと手を加えずに残されたのでしょうか。その中でも最もこの銭湯を印象付けてくれるものは、脱衣場と浴室を隔てる扉と窓でしょう。脱衣場と浴室の間にはガラスがたくさん使われています。その窓のガラスには六龍鉱泉の文字と梅鉢の文様などが描かれていて、湯屋情緒を高めるのに一役買っています。唐破風の外観と相まってやや重厚な印象を与えます。浴室の壁にはどういうわけか錦帯橋が描かれています。
お風呂は温度の異なる浴槽が二つあり、広いほうの浴槽がやや温度が低く真ん中あたりが泡風呂になっていました。熱い方はこの日48℃の表示で、熱い湯が嫌いではない私もすごすごと退散いたしました。黒褐色の湯は初めてなので、このサイトを見てはいたのですが驚きました。さすがにはじめは湯に浸かるのにためらいを感じてしまいました。いざ浸かってみると、見た目とは違って刺激が少なく入りやすい湯だなと感じました。
建物といい、お湯といい、マナーのよさといい、いつまでも健在であってほしい銭湯です。2人が参考にしています
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