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長野県内の方には馴染みが薄いため、行きそびれてしまう方も多いと思いますが、地元では田沢温泉と並んで、昔から効能をよくしられた湯治場の共同風呂です。
田沢温泉とは山ひとつ挟んで隣接しているため、泉質はよく似ており、硫黄の匂いがする単純泉です。
4,5年前に建て直された湯小屋の横には屋根つきの立派な洗濯場あり、たらいと洗濯板が常備されているのが微笑ましい。(有料で洗車も可。イオン洗浄ならぬ,イオウ洗浄か?)
湯船は、昔から沸いている人肌くらいのお湯と、新しく掘った40度位のお湯の2つの浴槽があります。洗濯場にも、とうとうとお湯が放流されているくらいですから、浴槽もカランのお湯も当然源泉掛け流し。
湯船に浸かった直後は寒く感じますが、30分も浸かっていると体がポカポカしてきて、汗がひきません。
地元の方や温泉好きがひっきりなしに入れ替わり立ち替わりしていて、平日の昼間でも4~5人が体を伸ばして、湯船で浮いている姿が見受けられます。
お湯代が150円なのが、本物の温泉湯らしくて好感です。
それにしても、温泉に洗濯場という発想は、歴史のあるお湯屋でなければ思いつかない発想だ。田沢温泉の有乳湯もここも最近湯小屋を立て替えたばかりなのに、洗濯場も新たに建て直してくれているのは、凄いことだと思う。11人が参考にしています