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別所温泉に着いたのが夕方6時過ぎ。初めて来ましたがずいぶん大きな温泉街。大きくて風情のある旅館も立ち並び、中心的な存在の北向観音もあり、ぜひともゆっくり探索したい街です。今回は時間もなく大湯にだけ入ってきました。
駐車場は大湯から200mほど下がった所。そこに車を停めて、なだらかな坂を歩いていくと正面に木造瓦葺の立派な建物が見えてきます。左側にある自販機で150円!の入浴券を購入。受付で入浴券を渡していざ入浴。
脱衣所は棚のみ。銭湯形式で浴室とはガラス戸で仕切られています。カランは7つほど。シャワーはありません。洗髪用のカランが2カ所。湯船には透明でうっすら緑色のお湯。湯口の上にはコップが置いてあり飲泉も可。3人ほど地元の人が入っていました。
湯温はちょっと高め。感触はヌルヌルではなくツルツルでとてもいい感じ。飲泉はちょっと苦く感じました。露天はぬるめであまり浴感もありませんが、外気に当たるのは気持ちいい。本を読みながらずっと入っている人がいました。
さて、ここには名湯大湯の上り湯なるものがあります。小さな湯槽を黒っぽく染めたお湯で、「この温泉は地下から古来たゆまなく湧き続けている名湯です。かつては上田藩主の持ち湯であり以来藩主以下住民が医薬の効能を認め愛用してきました。上り湯にご利用ください。体によく効きます。」と誇らしげに書かれています。
このお湯の前にはばあさまがひとり座り込んで体を洗っていて、なかなか空かなかったのですが、最後にやっとかけ湯。このお湯はぬるくてヌル感があり内湯とは違う感触。頭からかけ湯してヌルスベ感を満喫。いいお湯でした。
外に出て飲泉用のお湯を汲みました。痛風や便秘にいいそうです(ただし下痢のときはダメ)。
※写真は男湯8人が参考にしています