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投稿日:2012年12月21日
本物を求めて (臨泉楼 柏屋別荘(閉館しました))
sinさん [入浴日: 2012年12月21日 / 2時間以内]
55.0点
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2年ほど前、日帰り温泉施設「あいそめの湯」を訪ねたことがあった。施設は新しかったが、単純硫黄泉のはずのお湯は、ほとんど匂いもせず、がっかりして帰った。1年ほど前に北向観音を訪ねた時、手水舎のお湯で口を濯いで、別所温泉のお湯に入ったとは言えないことを理解した。
最初に、別所温泉4号泉に入りたいと思っていた。北向観音の手水舎のお湯がそうであったし、「あいそめの湯」もそのはずだった。
口コミを見て訪問した。入口に入浴料金が掲示されていた。飛び込みで尋ねることにも慣れたが、やはり日帰り入浴を受け入れる旨の表示があると心安らかになる。
受付は若い男性だったが、極めて感じが良い。料金は1050円。浴場に案内してくれたが先客は居なかった。浴室に入ると弱い硫黄臭がした。床は畳だが、表は藺草では無く、柔道場に敷かれるようなビニールであった。湯船は、4、5人サイズで、無色透明の硫黄泉が掛け流されている。湯温は41度位、手でお湯をすくって匂いを嗅ぐと、はっきりと硫黄の匂いがする。白っぽい湯花が少量舞っている。
隣接して露天風呂がある。同じく41度位だが、極端に浅い。寝湯のように体を伸ばさないと肩までは沈めない。体を伸ばせば、入浴は4人が限度だ。湯口のところに、頭を載せる恰好の石があり、右肩に熱いお湯を感じながらのんびり湯浴みしてしまった。
不満と言えば、カランのお湯が38度位と温かったこと、シャワーの勢いが弱かったことぐらいか。
そういえば、ここ臨泉楼のお湯は、このサイトの「こだわり評価ポイント」が5点であった。良いお湯であることに異論はないが・・・。7人が参考にしています
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