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もうすぐ、卒業の季節がやってくる。
この施設は以前、職場の上司が異動するとき、送別会の場所となった温泉である。日田から阿蘇大観望に至る途中にあり、何度か泊まった杖立温泉のなかでは老舗である。当時は五月の鯉のぼりが無数に、温泉の中を走る川を跨いではためいていて壮観であった。前回泊まった時は、2階形式になっており、1階にコタツ、2階がベッドになっていた。上司と泊まった時は和室で並んで寝た。川魚は苦手だったが、別名何とか鯛とかいって養殖して、寒ざらししているから臭みはないと言われ、刺身を食べたがそのとおりだった。応対は親切、部屋も普通、泉質は滑らかで翌日の、九重・阿蘇のパノラマを期待しながら泊まるには間違いないホテルである。私は何故か高速道路で熊本ICから阿蘇というコースではなく、菊池、日田、杖立、黒川などから阿蘇に入るのがお気に入りである。0人が参考にしています