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まろき湯の宿が榊原館のキャッチフレーズですが、まさにその通りだと思える上質な湯に満足しました。
浴槽は三つあり、内湯には加温浴槽と30℃くらいの源泉浴槽があり、半露天には加温浴槽が一つあります。
特筆すべきは源泉浴槽で非加熱・循環なし・消毒なしの純生の源泉が掛け流されております。源泉温度が32.5℃の低温泉の為、かなりぬるいというよりやや冷たいくらいの温度ですが加温浴槽と温冷交互浴するととても快適です。無色透明の湯は浴槽内ではほとんど無臭であるが、源泉湯口ではほのかな硫黄の香が感じられます。味は弱いたまご味でした。浴感は強めのツルツル感があります。このツルツルの肌ざわりは湯の鮮度が高い為とても上質な肌ざわりだと感じました。榊原温泉は清少納言の枕草子で有馬温泉・玉造温泉と並んで日本三名泉とうたわれていますが、この源泉浴槽に浸かるとなるほどなと納得できます。
加温浴槽は循環を併用してはいますがかなりの量の加熱源泉が掛け流されておりました。
ほたる祭のポスターが貼ってありましたので、この時期は蛍も見れるようです。私は昼間に立ち寄ったため見る事ができませんでしたが。
榊原温泉は三重県なので遠いイメージがあったのですが、西名阪の松原から1時間半で着いてしまい、意外に近かったんだと驚きました。
※画像は日帰り専用の入口です。入口は違っても浴場は宿泊客と同じです。浴衣とタオルの貸し出しがあります。8人が参考にしています