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投稿日:2006年11月18日
体にお湯がまとわりつき、スベスベしっとり (湯元榊原舘(さかきばらかん))
お金はだいじだよ~さん [入浴日: - / - ]
55.0点
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清少納言の七栗の湯として、平安の三名湯。温泉教授の百名湯(DVD版&光文社版)で紹介されているお宿です。
中部国際空港から高速船で津へ。津から車で20-30分(約17km)、静かな山あいにある大きめな温泉ホテルで、日帰りで利用させていただきました(1,000円/2時間)。
大型のホテルと言うことであまり期待はしていなかったのですが、実際に入浴してみると、実に素晴らしいお湯でした。
お風呂にはいると、気品のある香木のような香りがしました。源泉の香りのようでした。左に約5mx12-3mの湯船(加温、たぶん41℃くらい)、手前に石造りの露天(加温)、奥に源泉湯船(32℃くらい)がありました。青いタイルが印象的でした。
(加温湯船と露天)七栗の湯&第2源泉
綺麗な透明湯で熱くもなくぬるくもない温度。体にお湯の膜がつくようにしっとりとお湯がまとわりついてきます。残念ながら湯底に吸い込み口と湯出口がある循環でした。加水なし、加温あり、塩素なし。
(源泉湯)榊原館七栗の湯
32℃の加温などの手を加えていない源泉そのものが神棚からそそがれるように出ていました。飲泉コップがあり、どんなミネラルウオーターよりも口当たりのよい味がする源泉でした。32℃でやや冷たいのですが、加温湯と何度も往復しながら浸かっていると、不思議なことに冷たいどころか、今まで経験したことがないような心地よい感覚をおぼえました。本当に体にお湯の層がまとわりつき、良く見ると微小な泡も皮膚についているようでした。乾き上がると肌がすべすべになるお湯で、洞爺かわなみのお湯を思い出しました。加水なし、加温なし、循環なし、塩素なし。
(榊原館七栗の湯)アルカリ性単純泉。32.2℃。(mg/kg) Na 90.9、K 0.6、NH4 0.3、Ca 0.9、F 2.9、Cl 42.5、HS 1.3、SO4 28.1、HCO3 69.6、CO3 21.0、メタケイ酸 44.6、メタホウ酸 3.7。
(榊原館第2源泉)Na 83.9、K 1.1、Ca 0.9、F 2.1、Cl 17.7、SO4 36.1、HCO3 84.2、CO3 25.5、メタケイ酸 52.1、メタホウ酸 2.2。7人が参考にしています
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