口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2020年7月25日)
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酸ヶ湯温泉から谷地温泉を繋ぐ、八甲田ゴールドライン(国道103号線)から100m位坂道を下った森の中に佇む、明治時代に開業した猿倉温泉の山小屋風の一軒宿。また、日本秘湯を守る会会員の宿でもあります。およそ10年程前に、日帰り入浴しました。
新館の大浴場「まほろばの湯」では、石造りの内湯と露天風呂で、青みがかった白濁の単純硫黄泉を満喫。湯量が豊富なため、十和田湖温泉郷へ引湯しているそうです。この時も、硫黄の香りに包まれまったりできました。
雪が深い地域のため、通常は4月下旬から10月下旬までの期間営業ですが、一度は泊まって地産地消の料理と共に、オリジナルの日本酒や岩魚の骨酒を味わってみたいです。13人が参考にしています
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十和田湖から奥入瀬渓流に沿って八甲田の方に上がっていくと着きます。新緑の奥入瀬渓流も堪能することができ、得した気分がしました。
露天だけのところと、内湯と露天があるところと二カ所浴室があります。受付の方の勧めで内湯の方に行きました。
内湯、露天ともにうっすら白濁して湯の華が浮いている温泉と、完全に白濁した温泉と源泉が二種類あるようでした。
露天は八甲田山が望める自然豊かな中にあり、ゆったりと寛ぐことができました。酸ヶ湯温泉も良いですが、自然の中で入る硫黄泉は最高です。8人が参考にしています
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男性用の露天は適温で硫黄泉を堪能出来たのですが、連れの話では女性用の露天は劇熱だったそう。
奥入瀬の方へ引湯しているらしく、あの辺の元湯と思えば気分も爽快。硫黄泉は少しの量ではあるが常時投入されている。白い湯ノ花が舞い、初夏の緑が目に鮮やか。盛夏もまた良しか。秋の紅葉も雪見風呂も楽しみだろうな。
今回の湯巡りで東北の温泉を応援しようと思いました。皆さん、東北へ湯に入りに行こう!!6人が参考にしています
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八甲田地区には青森屈指の名湯がズラリと居並ぶ激戦区ですが、その重鎮の一つがこちら猿倉温泉さんです。奥入瀬地区をはじめ十和田温泉郷一帯に送湯している湯元でもあり、湯量と泉質は折り紙つきです。
建物は本館と新館とから成り、本館には男女別の露天が一つ、新館には内湯&露天(2つ)というラインナップになっています。まずは新館の内湯から。木や石といった天然建材をふんだんに使用した造りで、センスも良く、女性受けするような浴室に仕上がっています。浴槽は熱湯(42度強)と温湯(41度弱)の横二連、それぞれ4人サイズといったところ。飲泉コーナーもあり、飲んでみると酸味のある玉子味で後味がほろ苦の湯でした。その他スチームサウナも完備。
つづいて付属するコンクリ製の露天へ移動。手前のほうが湯温も若干高めで鮮度も高いように感じました。それぞれ4-5人サイズで奥の露天のほうが湯の酸化が進んでいることが多いようです。形状がなんとも不思議な浴槽で興味を惹かれます。
次に本館の露天です。受付のすぐ奥にあり、コンクリミニプールのような浴槽が上段と下段で二連浴槽になっています。それぞれ5-6人サイズで上段のほうがやや熱めの体感42度強、下段が41度といったところ。訪問するたびに湯の色味(ほぼ透明・青み・灰色・白濁など)やその濃さは異なりますが、玉子臭の強さや鮮度は新館よりも一枚上手のような気がします。浴槽の意匠や造りに飾り気は全くありませんが、湯のコンディションを重視されるのであれば、本館をオススメしたいです。
雪深い地域の一軒宿ですので、冬季はクローズします(11月上旬)。10月の末に伺うと、女将さんがカレンダーに×印を入れて、残りの営業日をカウントダウンしおり、微笑ましくなります。とても気さくな女将さんですので、訪問の際は温泉やお宿に関して質問してみると良いでしょう。いろいろとお話してくれます。今期の営業も終えられ、今頃は町場のご自宅で寛いでおられると思います。また来春お伺いしますね。5人が参考にしています
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十和田湖温泉郷の湯元である。 日帰り入浴の受付は本館だったが、昼前だったので、新館の食事処で昼食を食べる。 この食事処はイス席の他に、靴を脱いで上がる席は床暖房されており、そちらにもさらにイス席があるなどよく設計されている。 15年前にリニューアルされた建物とは思えないほで手入れが行き届いており、食事だけに訪れる地元の方も多く見られた。
風呂は新館の露天が視界が開けていておすすめ。 紅葉の時期には素晴らしい景観で癒されるのは間違いない。
酸ヶ湯、蔦と宿泊してきたが、次回はここに宿泊し、谷地温泉、蔦温泉は日帰り入浴したい。
猿倉温泉4号泉 単純硫黄温泉(硫化水素型) かけながし
62.9度 pH6.6 臭化物イオン 0.1 硫化水素イオン 1.4 チオ硫酸イオン 0.2 硫酸イオン 196.4 炭酸水素イオン 61.7 メタケイ泉 77.3 メタホウ酸 8.7 酸化還元電位 (ORP) マイナス205 (2011.9.24)4人が参考にしています
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昨年のゴールデンウィークに立寄ろうとした時には、突然八甲田に大雪が降り入浴を断念した温泉で、今回はそのリベンジです。青森県にある温泉の中でも有名な宿の一つで、実際に訪れてみると想像していたよりも建物は新しく小奇麗な感じで、浴室は廊下を進んだ奥にありました。脱衣所のスペースは狭くキャパが不足気味な感じでしたが、浴室は適度な広さで明るい空間でした。洗い場兼上がり湯用の無色透明な清水の他、メインの浴槽はあつ湯とぬる湯の2種類があり、どちらも基本的に白濁した弱酸性の単純硫黄泉ですが、ぬる湯の方には少量の井戸水が加水され温度を調整しているようでした。その他、今回は未入浴ですが内湯には蒸し湯もありました。露天風呂に出てみると、2つの白濁した浴槽と共に目に留まったのは、目の前に広がる草原の風景です。この季節はアブが飛んでいるため落ち着いて入浴できませんでしたが、春先もしくは秋頃にはこの癒される景色を眺めながら温めの硫黄泉にゆっくり浸かるのも悪くないと思います。全体的に優しくマイルドな感じがする硫黄泉という印象でした。
4人が参考にしています
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谷地、酸ヶ湯の硫黄泉を味わいました。だったら猿倉も行くでしょということで寄ってきました。
八甲田・十和田一帯に味わい深い温泉宿が多いため、それに慣れてしまうと少々のことで心動かされなくなるものですが、猿倉もなかなかの名湯でしたよ。
非常に清潔な館内に風呂は2つ。それぞれ離れており、ハダカのまま移動はできません。わたし的には内湯(サウナ付)と露天が併設されたまほろばの湯がとても気に入りました。
この時期、残雪に囲まれた露天はたいへん気持ち良いです。まほろばには2つの露天があり、奥の露天は50℃近い高温。どうにか入れないものかと、周りの雪に湯をかけてそこから解け出した水で薄めてやっと入れました。なんて気持ちの良かったことか。
周辺の硫黄泉よりも成分濃度の低い単純硫黄泉ですが、湯花が舞い、メタケイ酸のせいか美しい青みを帯びた湯は行く価値ありましたねぇ。4人が参考にしています
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初青森旅行で酸ケ湯に泊まりましたが、その近辺でどこか立ち寄りできる温泉はないかと探したら…谷地温泉の他に、猿倉温泉を見つけました。
谷地温泉で声をかけてくれた地元の方が猿倉のバス停まで乗せてってくれました(親切に感謝です)。
このバス停から温泉まで歩きましたが、この先に温泉があるのか…と少し不安になりましたが、無事に到着!(15時40分)
何も知らずに近くに立ってた宿の方に入浴させてと聞いたら、入浴時間終了してると...orz
半泣き状態で、せめて建物の写真を撮らせて欲しいとお願いしたら、普段こんなことはしないけど遠くから来てくれたんだから、入って行きなさぁい~と!この声をかけた方、ここの社長さんでした。
露天風呂に案内され、私の大好きな硫黄感たっぷりのお湯で貸し切り状態で満喫できました。
次回は宿泊してみたいです。
本当にありがとうございました!3人が参考にしています
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初夏の平日に宿泊しました。
若い女性にウケそうな庶民的で小奇麗な宿です。
まず湯船が個人の嗜好にあわせて豊富でして、
本館と新館にそれぞれ露天風呂、
新館にはぬる湯とミストサウナまでございます。
私はこんなに必要ないんですが、
奥さんはいろいろと気に入られた様子でした。
湯は白濁ですが、透明度高めで硫黄臭はさほど強くなく、
なんとなく上品な感じです。
十和田湖温泉郷の『元湯』としては、
それぞれの湯船に注がれている湯量が
ちょっと心細いかな~、という気はしましたが、
料理は山の幸が中心のおいしいものでしたし、
宿の方も感じのいい方々ばかりだったので、
総合的に良いお宿なのではと感じました。3人が参考にしています
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今回の旅の締めとして宿泊しました。この日は石塚旅館を出発し、乳頭、玉川、松川温泉を経て辺りは既に真っ暗。酸ヶ湯のカーブを過ぎ、看板を頼りに18時頃到着。
山奥の一軒宿の割には館内はモダンな雰囲気。廊下はボードに白ペンキ仕上げのシンプルな造りが却って好印象。食事処の意匠も背後に腕の良い設計者の存在を感じ取れる。そんな中、戴く食事も山のものを中心にシンプルであるが、ビールと共に食が実に進む。ご主人の素朴な人柄にも惹かれる。
風呂場は2箇所あり、この日はまず内湯がある方の浴室へ。内湯は熱めと温めの浴槽に分かれている。飲泉も出来、連れと共に今回の旅を振り返り溜息にふける。更に露天へ。人感照明が早く消えてしまう為、お湯そのものは真っ暗で良く分からなかったが、空を見上げると何と無数の星が鮮やかに見える。あー、これほど星に感動したのはいつ以来だろうか…。と同時に視力が弱い自分の不甲斐なさを改めて悔いる。
翌朝はトイレの奥の?露天へ。浴槽は2段に分かれており、市販の入浴剤で日々憧れ続けた猿倉の青白い硫黄泉が惜しみも無く掛け流されている。極楽気分は言うまでもない。ここは青森八甲田。逆ホームシックに駆られる。
酸ヶ湯、谷地、蔦など温泉ファンにとっては堪らないこの八甲田エリア。今回どの宿に泊まるか本当に迷いましたが、間違いなく正解でした。2人が参考にしています
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旅行が好きでいろんな温泉に宿泊してますが、のんと同感で1番の宿です。 前回の秋の旅行のときと偶然にも同じ部屋でした。 部屋はリフォームされておりきれいでした。 テレビ無し・娯楽設備無しの静かな空間がとても良いですよ!!部屋に居ると聞こえてくるのは、1日を通して川のせせらぎ・露天風呂に入っているとカッコー&トンビの鳴き声、自然の中にある1軒宿も~なにをとっても最高の宿です。 無農薬のご飯とても美味しかったです!とても美味しくて、夜3杯・朝4杯も食べちゃった。 のんさんは、山菜の天ぷらに大絶賛!!!!わしは、イワナの塩焼きに・・・・大!大!絶賛、今まで観光地で食べたイワナの塩焼きはなんだったんだろう・・・・・・・・・・・・・・・・。今後悔してます・・なぜ天ぷら&イワナの塩焼きを追加でお替りしなかったんだろうと・・・・・・・・。 (猿倉温泉さん)また、泊に行きますのでよろしくね。
2人が参考にしています
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旅行好きでいろんな温泉宿に宿泊していますが、1番好きな宿です。実はたった今2度目の猿倉宿泊から帰ってきたばかり・・・
本館の宿泊では、自家発電の為に電化製品はほとんどなく、テレビはもちろん冷蔵庫もなく、トイレもない。でも!それがまた風情があってとっても良いのです。静かな部屋でのんびりし、泉質の良い湯疲れのしない優しい湯に何度もつかり、山で採ってきたばかりの山奥の遅い春の香りがいっぱいの山菜を堪能して・・・
高級食材の料理ではありません。風呂にシャワーもなく不便と感じます。細やかなサービスやおもてなしがあるわけでもありません。はっきり言っておばちゃん達は休み時間?に廊下でしゃべってます。でもそれがなんともいえずいいんです。程よく放っておかれる感じが良い。でも、料理の素材や、宿の廻りにある自然の融雪の事など聞いた事はきちんと教えてくれて・・・
おいしい豪華な食事をしたく、細やかなおもてなしを受けたいなら有名な温泉街へ行けばいいんです。非日常を求めたい方には是非おすすめです。
前回は秋に宿泊し、今回は春。次回は夏に泊まってみたいと思ってマス。どんなお料理が出るのかとっても楽しみ。全部味付けが良くてすごくおいしいんだもの。
心が癒されたくなったらまた行きます。宮城からはるばる・・・2人が参考にしています
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9月に立ち寄りました。八戸からレンタカーで約1.5~2時間。
宿そのものは、こぢんまりとした「あれ~ここで良かったのかな~」と思うような建物でした。
ふもとの十和田湖半温泉や保養センターなどの大型施設に配湯しているまさに元湯です。
男湯だけでも、旧館にタイルとコンクリートのおおざっぱな湯船が2つ、新館に内湯2つと露天2つの湯船がありました。ほか離れの風呂も温泉つきとのことですので、宿の規模を超える湯船が用意されているのではないでしょうか。
心地よい硫黄臭とごくわずかガス臭のする、青みがかった混濁のぬる湯(35-37℃)とやや熱めにした湯船がありました。このぬる湯は、おそらく1時間以上も長湯できそうなお湯で、私にとっては祖谷温泉を連想させるお湯でした。かけ流し、旧館の湯は加水しているようでした。
今度は宿泊して、ずーと長湯したいと思いました。
(猿倉温泉)硫化水素泉
88.0℃、pH6.37、18L/分。(mg/Kg) K 10.0、Na 35.9、Ca 42.01、Mg 30.45、Mn 1.50、Cl 22.9、SO4 192.94、HPO4 9.38、HCO3 98.00、メタケイ酸 57.45、メタホウ 酸8.86、メタアヒ酸 0.81、CO2 79.20、H2S 27.3。Total 616.8 mg/Kg
この成分分析表はかなり古いものなので、現在とは異なると思います。2人が参考にしています
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