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神湯荘さんは、お風呂・泉質が良いことはもちろん、宿の方も親切でがんばっておられるなと感じられ、ほっこり癒されます。
1月中旬に4回目の宿泊をしましたが、その時宿の方から、今日「温泉がピンチ」という内容でテレビの取材が来るのでインタビューに答えて欲しいと依頼をされました。結局インタビューのシーンは全く放送されなかったのですが(残念というべきかほっとしたというべきか)温泉好きの方にこれを知ってほしくて、書きます。
関西地区の方はこの報道番組をご覧になった方もいると思います。
なんでも、今年の7月に「水質汚濁防止法」が改正される予定らしく、それが施行されると、河川に流れ込むある成分を一定以上含む源泉は工場廃水と同様の扱いで規制対象となるそうです。
しかも、それは温泉宿から出る温泉だけが対象で、日帰り温泉や自然に湧き出て河川に流れ込む温泉は対象外だそうです。
温泉宿は、4千万もする除去装置を付けるか、日帰り温泉にくらがえするか、源泉を薄めるか、廃業するかの選択を迫られることとなってしまいます。
政府(環境省)とその除去装置を作る業者が癒着しているんじゃないか?と思われても仕方ない法改正です!
自然に湧き出た温泉と工場廃水は全く別物だと誰が考えてもわかるでしょうし、温泉が河川に流れ込むことで、誰か健康被害にあった人がいるんでしょうか?意図がわかりません。
十津川村は源泉かけ流し宣言をして頑張っておられます。源泉掛流しの素晴らしさは温泉好きの方ならご存知ですよね!病気治療の為に温泉を利用している方も大勢おられます。
今後、温泉宿が消えたり、源泉かけ流しの温泉に入れなくなる可能性があるわけで、ほんとに温泉、日本温泉文化の危機です!
なんとかこれを食い止める方法はないのでしょうか??0人が参考にしています