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初めての銀山温泉で宿泊しました。同じ山形にある肘折温泉同様、ここだけがまるでタイムスリップしたかのような異空間を体験できる銀山温泉。その入口近くにあるのがここ『古山閣』です。この温泉街にはマイカーの乗り入れが一切できないため、手前の坂の途中にあるそれぞれの旅館の駐車スペースに停めてしばらく歩くことになります。宿の黒塗りの外観には「鏝(こて)絵」が嵌められ、温泉街を訪れた人がまず最初にシャッターを押すポイントになっているようです。
内装は好き嫌いが分かれそうですが、個人的には「赤」「紫」といった壁の妖艶な色使いは嫌いです。また、従業員共通の山形弁ですが、あそこまで露骨に使われると魂胆が見え見えで、正直辟易としました。
銀山温泉街の素晴らしさに惑わされそうになりますが、16,800円(2階川側)の料金などを考慮し、冷静に判断すると少々厳し目の評価になってしまいます。3人が参考にしています