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投稿日:2011年9月4日
新しくなった分、雰囲気はまだ? (銀山温泉 能登屋旅館)
かとぅんさん
[入浴日: 2011年8月30日 / 1泊]
33.0点
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44.0点
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55.0点
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44.0点
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44.0点
半年間休業して改装していた能登屋に一泊しました。表向きは昔と変わらず、川沿いの景色も変わりません。改装はしても雰囲気をしっかり維持しています。
浴室は3ヶ所。主な浴室は新館4階で、これはおそらく新しく作られたもので石タイルの内湯と木の露天風呂。お湯は銀山温泉共通の3本の源泉の混合のようですが、微かに鉱物と硫黄臭のただよう、引き締まった感触のお湯はさすがと思います。浴室はとてもきれいですが、どうしても銀山温泉というと、ちょっと鄙びた木質の雰囲気を想像してしまうので、ちょっと新しすぎなのかも知れません。
あとは、貸し切り風呂として、最上階からさらに階段を上った山の上に離れの貸し切り露天(チェックイン時に予約制)と、地下の洞窟風呂があります。雰囲気は洞窟風呂が一番よかったです。お湯の持つ微かな香りも充満していてよいと思います。
宿としては、川に面したベランダなど残すべき所を残しつつ、空調や内装などとても新しくなっています。木造の旅館が不得意なきれい好きの人でも大丈夫でしょう。とてもうまく改装されていると思いますが、なにぶん、新しくて快適過ぎたことにまだ違和感が取り切れませんでした。3人が参考にしています