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友人らと先日宿泊しました。私自身は銀山温泉には2度目の訪問でしたが宿泊は初でした。まず残念に感じたのは銀山温泉の雰囲気からいって『大正ロマン』を感じられるということが売り文句のひとつですが、近年は銀山温泉の何件かの旅館が改築していたり新しい土産屋も出来、せっかくの雰囲気が崩れつつあります。
私が行った時もあちらこちらで工事が行われていて、前の銀山温泉を知っているだけにとても残念に思いました。大正ロマンの雰囲気は壊してほしくないものです。
ただそのレトロさを感じられるのが外観からいってもこの能登屋旅館だと思います。宿泊してみて旅館の評価としては、残念なことにまずチェックインの際、フロントには茶髪でいかにも今時の女の子って感じの子が受付をしてくれました。丁寧ではありましたが旅館の雰囲気にはまったくあっていませんでした。ただ他の仲居さんたち、また女将さんも愛嬌がありとても親切で良かったです。
肝心のお風呂は熱めで水を入れないと長湯は出来ませんが気持ち良かったです。ただ個人的には露天と内湯の作り方がいまいちでした。食事は大変小奇麗で色鮮やかでどれもおいしくいただけました。ただこれっといったメイン料理はなかったです。
お部屋は温泉街側の部屋に泊まりましたが客室は良かったです。また館内には談話室などもあり夜な夜な仲間と語り合うのにはすごくいい場所でした。
トータル的に万人受けする宿でいい宿ではありますが、銀山温泉自体が今では注目され観光化されつつあり、旅館じたいも立派なので
秘湯好きの方には不向きかもしれません。0人が参考にしています