-
投稿日:2007年6月19日
Ramblin' On My Mind⑯ (共同浴場しろがね湯)
イーダちゃんさん [入浴日: - / - ]
55.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
東北放浪の旅に出でちょうど10日目。07' 6月11日、岩手の鉛温泉藤三旅館の湯治棟をまる二日たっぷり堪能したイーダちゃんは、生まれて初めての山県県へと愛車を駆っておりました。
時刻は朝の9:00頃ですか。岩手から東北道に乗り、宮城の古川インターで下車、国道357を西方へひたすら進みます。道はどんどん細くなり、また険しい山道っぽくなっていって、宮城の山の頂きをようやく越えると山県県・・・アスファルトの色がごーんと赤茶に近くなり、おお、と思っているうちに道はどんどん田園度を高めていって・・・ようやく銀山温泉です。
高台の駐車場にクルマをとめて、nifty温泉の手ぬぐいをもってぶらぶら道を下ります。すると、ようよう見えてくる---おお、これが、銀山温泉かぁ(^O^)
銀山川の小さな渓流に沿って、大正ロマンの小ぶりで瀟洒なな町並みが見ン事出来上がっておりまする。ほんに見事! こんなの、作ろうったって作れるものじゃない。雑誌とかで騒ぐのもこりゃあ分かります。僕の訪れたのはほとんど夏みたいな日差しの6月だったのですが、もしこれが11月とか2月だったら、と、こちらの雪景色を空想しただけで、僕はもう息がとまりそうになるくらいです。
まだ9:30頃だってのに、観光客も多かったですね。
有名な能登屋さん、情緒満点の外貌で素晴らしかったです。しかし、お風呂はちょうど掃除をしているとかで、残念ながら立ち寄りはかなわず、イーダちゃんはやむなく橋を渡って左に折れたところにある、お寺近くの評判のいい共同湯「しろがね湯」へお邪魔することにしました。
「こんにちわー」といっても返答がなくて、
もういちど「こんにちわー」というと、
それまで銀山川の川べりに梯子をかけて草を刈っていた鎌おじさんが麦藁帽のままやってきた。
「ああ、いらっしゃい」
その日の男湯は2階のほうでした。若干白濁した掛け流しのお湯は新鮮でサイコー。湯の花ふっさり。底のほうにやや瀬の香りを漂わせる、野趣豊かなお湯であります。
銀山の瀟洒な町並みを遠く眺めながら、旅情たっぷりの朝湯を小一時間ばかり楽しませていただきました。銀山よ、多謝(^^2人が参考にしています
-