口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2021年4月30日)
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白鯰が元気に泳いでいたと伝わる薬湯
富山市郊外の田園風景が広がる中に佇む、享和元年(1801年)に開業した宿泊もできる温泉銭湯。昔、親思いで働き者の漁師が親子狐のお陰で見つけた泉で、その白鯰が泳ぐ泉の水を親の足の腫物にかけたところ、みるみるうちに良くなったとの言い伝えから、鯰温泉と呼ばれるようになったのだとか。日曜日の午前中、温泉だけ利用して来ました。
入浴料440円は、左側の受付で。右手の奥へ廊下を進んだ奥に、男女別の大浴場があり、男湯は手前です。
無料の鍵付ロッカーと棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、20円のドライヤーと7分100円のドライヤー(プロ仕様)があり。
真ん中に8人分の島カランと両サイドに11人分のシャワー付カランがある洗い場。銭湯として利用されているため、石鹸などのアメニティはありません。
奥の窓際に、タイル張り石枠内湯があり、右側の3人サイズの方に赤茶色に濁った含鉄(II・Ⅲ)ーナトリウム・カルシウム・マグネシウムー塩化物冷鉱泉[源泉名: 鯰温泉(仮称)5号井]が満ちています。泉温19.3℃を加温して、42℃位で供給。PH6.8で、ちょっぴりキシキシする浴感です。透明度は3cm位かな。湯口は浴槽の中で、循環・濾過ありですが、消毒臭は気になりません。
左側の8人サイズの方は、無色透明な水道水の麦飯石風呂。湯温は、42℃位です。サクッと入って、外の露天風呂へ。
屋根付6人サイズの石造り浴槽があり、こちらは少し茶褐色に濁ったナトリウムー塩化物泉[源泉名: さく井水(鯰温泉3号井)]が満ちています。泉温29.4℃を加温して、43℃位で供給。PH7.3で、やや肌がスベスベする浴感です。循環・濾過ありですが、こちらも塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むと、ほんのりヨード臭がして、ちょっぴり塩味。小さな白や茶色の湯の花も舞っています。
囲まれて景色は見えませんが、待っていたら少し早めにオープンしたので、ちょっとだけ貸切状態でまったりできました。銭湯料金で、個性が残る2種類の天然温泉が楽しめるのはいいですね。
〈鯰温泉(仮称)5号井〉
主な成分: ナトリウムイオン243.5mg、マグネシウムイオン86.0mg、アルミニウムイオン9.63mg、総鉄イオン100.9mg、マンガンイオン4.51mg、塩素イオン853.8mg、炭酸イオン45.1mg、メタケイ酸72.5mg、チオ硫酸イオン0.21mg、遊離二酸化炭素347.9mg、成分総計1.939g
〈さく井水(鯰温泉3号井)〉
主な成分: ナトリウムイオン1895mg、リチウムイオン0.94mg、アンモニウムイオン182mg、ストロンチウムイオン3.92mg、カルシウムイオン414.4mg、マグネシウムイオン226.9mg、鉄(II)イオン0.52mg、マンガンイオン1.02mg、塩素イオン4315mg、臭素イオン24.41mg、ヨウ素イオン6.5mg、硫酸イオン0.32mg、炭酸水素イオン144.6mg、硫化水素イオン1.94mg、硝酸イオン0.06mg、メタケイ酸107.8mg、メタホウ酸3.28mg、遊離二酸化炭素14.4mg、遊離硫化水素0.67mg、成分総計7259.2mg
※なお、露天風呂の分析書は数値部分が手書きで、しかも平成20年のものだったので参考までに。22人が参考にしています
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まさか四方に温泉があるとは!MAPを見て探した探した。四方中を右往左往してる田舎爺に呆れられたろうか。やっと見つける迷宮のように苦労した。由緒ある温泉のようだ。地元の人達が大勢入れ替わり立ち代わり入浴されている。確かに温泉だ。どうして今まで分からなかったのか不思議だ。クチコミの評判がパッとしてなかったので期待してなかったが私には上々の素晴しいい温泉で四方に穴場を発見してホクホクだよ。嬉しいよ。冥土の土産話ができ目茶苦茶HAPPY!
7人が参考にしています
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富山市北部の広い田園地帯の真ん中にあります。
2種類の源泉を引いてるのですが、内湯右手の赤褐色の湯が昔からある1号井の鉄泉で、
透明度は15cmくらい、しかし独特の鉄の匂いはあまりしませんでした。
露天の3号井の源泉はナトリウム塩化物泉と書かれており舐めると塩辛かったのですが、
硫黄や鉄分も多く含まれており、硫黄の匂いはそれほどなかったけど
鼻がツンとくるくらい鉄の匂いがしました。
大きなナマズが露天脇の池にいるとのことですが、
どうやら女湯の方にずっと行ってたらしく会えなかったことが残念(笑)。
あと以前は富山地鉄射水線が向かいの鯰第一温泉ふじのやとの間に通っており、
ズバリ「鯰鉱泉前」という駅のホーム跡がわずかに残ってました。5人が参考にしています
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